母のごはん
実家へ。
夕食のリクエストを聞かれて、「ふつうのおかず」と答える。
菜っぱとお揚げをたいたものとか、
冷蔵庫にある野菜を入れたスープとか、
茗荷や新しょうがをお酢につけたものとか、
料理名がないようなちょっとしたおかずが
何よりごちそう。
帰ると、カレーを作ってくれていた。
にんじんとじゃがいもがごろごろ入ったカレー。
これも懐かしい。
介護状態が進んだ父も、
今夜はカレーと言われたことは覚えていたらしく、
呼びに行くとにこにこと降りてきた。
一緒に住んでいたころは、私の帰宅が遅いことが多くて、
めったに両親と3人で食卓を囲むことはなかったのに、
家を出てから、一緒に食べ、話す機会が増えた。
母の手料理、家族の食事、
なんだか1つ1つがとってもありがたい。
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