訪問先の節電徹底に組織風土を見る
研修で訪問した
事業所さまでは、
細かいところまで
節電が徹底されていた。
廊下の消灯や
お昼休みの事務所消灯はもちろん、
電気ポットも使用禁止。
早朝に一度だけお湯を沸かして保温ポットに移した後は、
電源コードを片づけてしまう。
お湯を使うインスタントの飲み物やカップラーメンは、
急に贅沢品になる。
ご一緒させていただいたお昼休みの食堂でも、
クーラーをつけずに、汗をかきながら食べる。
窓を開け放しているので、
「あ~、風が入ってきたね。」と言い合って、
いつもなら気にも留めないことが、とてもうれしく感じる。
不便なはずなのに、
明るく楽しみながら取り組まれていて、
日ごろから前向きにお仕事をされる風土が垣間見えて、
さすが!と思う。
こういうところに、組織風土が現れるのだと実感する。
同じ行動をとるとしても、
厳しく暗い雰囲気で取り組むことも、
こんなふうに明るく楽しく取り組むこともできる。
目に見えないとても大切なことを、身をもって感じ取って、
午後からのメンタルヘルスの講義の材料にする。
私も見習おうと思いながら帰宅して、
何かできることはないかなぁと、あれこれ考える。
できることは少なくても、何か楽しく工夫してみよう。
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