母の手術が無事終了
実家のある市が気温38度を記録したちょうどそのころ、
母は手術室でがんばった。
歯の下の骨にがん細胞が見つかって、
骨をごりごり削り取るという説明をきくだけで、
病弱なわりに身体に一度もメスを入れたことがない私は、
外で待っているだけなのに、
涙目になって、緊張して肩に力が入る。
手術が終わって出てきた母は、思いのほか元気。
昨年秋に受けた手の手術のほうが、よほど痛くて怖くて、
それに比べると大丈夫だったと笑っている。
帰宅後も、心配していた痛みも熱もなく、一安心。
しばらく噛むことができないので、
おかゆか冷たいスープを作ろうと思っていたけれど、
食べたくないと主張するので、
お世話係のつもりだった私も手持ちぶさた。
ストローで飲み物をとってもらいながら、
母の話をゆっくり聴いたり、
習っている筆ペン書道を見せてもらったり、
ゆっくりまったり過ごす。
がんの組織検査の結果もまだわからないし、
約1ヶ月後には、母の手の再手術が控えているし、
まだまだいろいろあるけれど、
1つ無事に終わったので、ひとまずほっとした。
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