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2012年8月

2012.08.31

好奇心はライフスキル

昨日退院した母と一緒に過ごす。

手術した右手は傷が治るのを待つだけとはいえ、
まだ大きな包帯をしているので、
家事を手伝うたびに、喜んでくれる。

主婦歴が長い母から見ると行き届かないはずなのに、
左手でフォークやスプーンで食べられる食事を並べると
「わぁ、ごちそう。」と言ってくれたり、
洗い物をしても、洗濯ものをほしても、掃除をしても、
「もうできたの?」と声をかけてくれる。


お茶を入れようかと母を探すと、洗面台の前にいた。
「シャンプーできたよ。」とにこにこしている。
右手にビニール手袋をして、レジ袋をかぶせて、
左手で洗ってみたらしい。

右手も、包帯から出た指先は動くので、
「できるかなぁ」と言いながら、
お箸を持とうとしたり、筆ペンで字を書こうとしたり、
子どものような表情でいろいろチャレンジしようとする。


この好奇心のおかげで、回復が早いんだなぁと、
我が母ながら、本気で感心し、尊敬する。


「お母さんは、自分でいろいろやってみようとするのが
 すごいなぁと思う。
 考えて工夫するから、回復も早いよね。」
と、思ったままにことばにしてみると、
「でしょ。おかあさん、えらいでしょ。」とうれしそう。


どんどんできることが増えていく母に、
見ている私が励まされる。
好奇心は、生きる力だなぁと思う。

2012.08.30

9月スケジュール

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  堺商工会議所の窓口相談担当日
  9月11日(火)、18日(火) 13:00-16:00 です。

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2012.08.29

手術後に母の強さを感じる

母の手術日。
約1年前に手首を骨折したときに入れた固定用ボルトを
抜くための手術。

手術自体は短時間で終わり、
看護師さんと一緒に手術室の前まで迎えに行く。

しばらくすると、職員さんが慌ててベッドを押して来られる。

「あれ?どうしたらいいの?」とおろおろされているので、
「福住の家族ですが。」と声をかけると、
「緊急って言われたんです。急に具合が悪くなったって。」


それを家族に言ってどうするのよ!と思った瞬間、
私はかえって冷静になり、心を落ち着けて、祈りながら待つ。

ようやく、母が乗ったベッドが出てくる。
顔が真っ白。
本当に真っ白。
顔も手も、白くて冷たくて、看護師さんの声にも反応しない。

看護師さんの困った表情を見て、また私は妙に冷静になる。
だてにNLPのトレーナーコースまで学んだわけじゃない。
母の耳元で声をかける。

「がんばったね。きれいに手術できたよ。
 まだ麻酔残ってるから、今はまだ感覚ないね~
 お部屋に行って、少し眠ったら、麻酔もさめていくからね。
 だんだん手も足もあったかくなって、しゃべれるようになるよ。
 安心して眠ってていいよ。」

母が目を開けた。
朦朧としながら、私のことは認識している。
うなずくことも声を出すこともできないけれど、通じている。

ほっとして、看護師さんにベッドを押してもらって、病室に戻る。


15分くらい眠ると、少し話せて、顔色も体温も少し戻る。
さらに小一時間眠ると、目覚めた瞬間、「痛い!」と言う。
回復した証拠と喜びながら、痛み止めを処方してもらう。

顔もしびれ、足も動かず、手はどこにあるのかわからなくて、
右半身不随になったのか、意識も遠くてこのままダメなのか
覚悟したと、ポツリポツリと話し始める。


1ヶ月前にも口腔外科の手術を受け、
また今日も手の手術を受け、
精神的にもかなりきつかったはず。

母の強さを感じた1日。

2012.08.28

ひとりで泊まれるよ

Hoozuki母の友人から
「入院いつだった?」と電話が入る。

もう入院したと告げると、
「まこちゃん、今日そこに泊まるの?
 1人で大丈夫?」
と言われて、思わず笑った。


母の友人のおばちゃんから見て、
頼りない娘さん(^^)を心配してくれる気持ちがうれしくもあり、

泊まるの?って、数か月前まで長年住んでいた実家だし、
1人で大丈夫?って、私、もう大人だし、
と、なんだか妙におかしくて、

「ありがとう。大丈夫。ひとりで泊まれるよ。」と
子どもみたいなお返事になる。

2012.08.27

共感スイッチ発動の夜

午後から実家に戻り、
明日から手術のために入院する母の準備を手伝いながら、
とりとめないおしゃべりを聴く。

日ごろゆっくり話せる相手があまりいないうえ、
手術の不安も手伝って、

「○○先生がね・・・」
「この前、美容師さんがね・・・」
「○○さんが電話してきてね・・・」
「この前、○○を買ったんだけど・・・」
「最近、ケータイの調子が悪くて・・・」

いつになく、話題は次々と脈絡なく飛びながら、
途中で話が終わったり、また同じ話になったりしながら、
ずっと話し続ける。


こんなとき、コーチングを学んでいてよかったなと思う。

理解スイッチをオフにして、
共感スイッチだけを思いっきり発動する。

何の話か、何がいいたのか、どうしたいのか、
そんなことはたぶんどうでもよくて、

不安だから何か話していたくて、
一緒に過ごす時間の間をもたせたくて、
私と一緒にいなかったときのことを伝えようとして、
母なりの歓迎、おもてなしなのだとわかるから。


私がふだん1人暮らしでは買わないのを知っていて、
食べきれない量のお菓子を並べて、
桃をむいて、アイスクリームを出してくれる。

母のおもてなしへの私のお返しは、ともにいること。
一週間、自宅で、病院で、また自宅で、
出来る限り、いっぱい一緒に過ごします。

2012.08.26

やめる気の覚悟

Butterfly大好きなコーチのおだみんが
Facebookで紹介していた
R25の高橋秀実さんの
コラムのことばに、はっとした。

高橋秀実さんによると、

  「やめる気」こそが意思なのだ。
  そして意思を問うなら、「やる気があるのか?」ではなく、
  「やめる気があるのか?」と考えるべきなのである。
  人生は、やったことよりやらなかったことで構成されている
  かもしれない。
  人を評価する時も、「あいつは○○をする」というより、
  「あいつは○○だけはしない」というほうが、
  その人を表わしていたりするのである

    『R25』2012/8/23号、高橋秀実「結論はまた来週」


経営戦略でも、大切なのは、やらないことを決めること。

人も同じなんだな。

自分自身に問いかけてみると、
「私は○○をします」「○○を大事にしています」よりも、
「私は○○だけはしません」と宣言するほうが、
お腹の底のほうに、ぐっと覚悟を問われる感覚がある。


コーチングでもよく使う自己定義、自己宣言に
「私は○○はしません」を意識的に使ってみよう。

・・・クライアントのみなさま、覚悟はいかが?


おだみん、素敵な紹介をありがとう(^o^)

2012.08.25

5年前のTシャツからのメッセージ

Tshirt朝、
からっと乾いた洗濯物を
取り込もうとしたら、
Tシャツのロゴの文字が
いくつかはがれていた。

2007年9月30日に開催した
「CTIジャパン関西5周年
イベント」のスタッフTシャツで、
  関連記事:「CTIジャパン関西5周年イベント」(2007.09.30)

改めて、当時、イベントを準備していたときの気持ちや、
イベント当日のドキドキ感、コーチングへの思いなどが
ありありとよみがえる。


物理的には、
引っ越して、家事タイムにTシャツを着る機会が増えて、
洗濯の回数も増えて、酷使したからだと理解しつつ、

もう、このステージは卒業して、
次のステップに進むタイミングだと促すメッセージかなと、
あえて意味づけしてとらえてみる。


コーアクティブ・コーチングを、もっと早く遠くに届ける活動、
システムコーチングを、関西にもっと根づかせる活動、
やりたいと思いながらもう一歩踏み出していないものを
この「ひとで」たちにつきつけられた気がする。

そろそろ、ひとでたちを1つ1つ、海に返しましょうか。。。

2012.08.24

外出x3

Fuyo珍しく予定が重なって、
1日の間に3回外出する。

途中でいったん帰宅できるので、
1回に持ち出す荷物も少ないし、
短時間でもほっと一息つけるのが
何よりありがたい。

便利なところに引っ越したんだなぁと改めて実感する。

2012.08.23

人勢塾OB会の豊かな味わい

Jinseijuku人勢塾OB会で、
製薬会社さんの
研修センターに
お邪魔する。
入っていいのかなと
思うくらい立派な施設で、
きれいな会議室、
広いラウンジや
高級感ある食堂などを
案内していただく。
豪華マンションのような宿泊棟も見える。

思わず、この会社に入りたいと一瞬本気で思う(^o^)


会議室に戻って、オープニングのお話をうかがったあとは、
フードコーディネーターさんが私たちのために
用意して下さった豪華なお食事をいただく。

お弁当をご用意しますと聞いていただけなのに、
なんと、懐石料理のようなおしながきを見て驚く。
Menu

出てきたお料理は、器も盛り付けも美しい。
Dinner1Dinner2

感激しながら、珍しいお料理、旬の味覚を楽しむ。
心のこもった優しい味わいで、身体と心が満たされる。


勉強会の構成も、見せていただいた映像も、
過酷な途上国の医療現場に携わる方の人生をかけた
リーダーシップのお話も、どれもすばらしくて、
五感をフルに刺激された豊かなひとときを過ごす。

大きな目標を掲げて、わくわくしながら進むことの
大切さと楽しさを教えていただいた。

2012.08.20

2回めのPCC更新を申請

Ems国際郵便を出す。

今年は、2006年に取得した
ICF(International Coach
Federation:国際コーチ連盟)
の資格「PCC(Professional
Certified Coach、
国際コーチ連盟認定
プロフェッショナルコーチ)」の
2回めの更新年。

2週間くらい前に英語のメールが届いて、
きっと迷惑メールだわ~と削除しそうになったところで、
ICFの文字が目に入って、救われる。

書類に不備がなければ、寒くなる前くらいには
更新完了通知が届くかな。


こんなに早々と手続きを済ませたのは、
3年前は、手続きを調べるうちに年末ぎりぎりになったので、
  関連記事:「PCC更新を申請」(2009.12.21)
学習効果よ!
・・・と言いたいところだけど、

実は、年末まで待ってコーチング時間を計算したら、
最上位資格のMCCを申請できるかなと期待していたのに、
1ヶ月くらい前に、コーチングの時間数やセッションメモの
記録を残していたPCのフォルダが丸ごと消えて、
実績をさかのぼれなくなったから。

もっと実績を積んでがんばりなさい、ということかな。


MCCのための2500時間を考えると気が遠くなるので、
PCCの誇りを胸に、目の前のクライアントさんたちと
実り多い1時間1時間をゆっくり味わい続けていきます。

2012.08.19

初セルフジェルネイル

初めて自分でジェルネイルに挑戦。

春ごろ、少し爪を休めている間に、
通っていたネイルサロンがなくなってしまったので、
数ヶ月ぶりのネイル。

ちょっと必要にせまられて(せまられてない?)
気に行ったサロンを探すよりも早いかなと、
実験気分で、LEDランプと最小限のお道具をそろえる。

Nail斜めフレンチ&ラメの
簡単なデザインでも、
ジェルの扱いに
ちょっと苦戦しながら、
案外短時間で完成。

それよりも、
スマホを片手で持って
写真を撮るほうが
難しかった。。。(^^ゞ


リムーバーを買い忘れていることに、
終わってから気づいた私。
失敗したらどうするつもりだったのでしょう(笑)

2012.08.17

浴室乾燥でシャンプーボトルの液もれ

Taki1週間くらい前から毎日、
浴室においている
シャンプーボトルが
液もれする現象が続いた。

最初は、ボトルが壊れたと思って
固くしめたり、洗い直したりしても
毎日続くので、
もしかしたら、浴室乾燥が原因?と
思い当たる。


ネットで調べてみると、やはりそう。
浴室乾燥で温度があがると、ポンプ内の空気が膨張して
注ぎ口から中身が押し出されることがあるらしい。
  
知らなかった。。。
引っ越して3ヶ月、今まで大丈夫でラッキーだったのかも。

浴室乾燥は便利だけど、
実は、浴室に窓も換気扇もなくて密閉度が高いので、
毎日2時間以上乾燥しないといけなかったり、
こういう危険もあったり、
住んでみて初めてわかることがいっぱい。

これから毎日、気をつけます。

2012.08.15

なーもあーみーだー

Kiku姉のお骨を預けているお堂に
お詣りに行く。

なんだか、いつもと違う雰囲気。

例年の鐘を打ち鳴らす音は
聞こえず、
ピアノの伴奏でずらっと並んだ
お坊さんたちが歌う。

なーもあーみーだー
 なもあーみだーぶーつー

姉が亡くなってから、何十回とお詣りしてきたけれど、
こんなにぎやかな法要は初めて。
音楽法要というらしい。


慣れないお坊さんたちの動作が微妙にずれていたり、
途中から子どもさんが大きな声で一緒に歌い始めたり、
厳かな雰囲気とは程遠くて、楽しくなる。

私に「いたずらっこ」の性質を遺してくれたと思われる
祖母のいたずらっぽい笑顔が浮かんできて、
笑いをかみころす。


終わってからも、
何度も繰り返された南無阿弥陀仏のメロディが残って、
無意識に口ずさみそうになる。

講話より、記憶に刻まれていいかもしれない。

2012.08.14

組織の長が成長すること

実家にて、
週刊文春のバックナンバーをめくる。

阿川佐和子さんのインタビュー術が大好きで、
「阿川佐和子のこの人に会いたい」を読みたくて。

Bunshunこの号のゲストは、
アサヒグループホールディングス
代表取締役社長 泉谷直木さん。

見出しが目に飛び込む。

「組織の長の能力を、
 組織の能力は決して
 超えないんです。」

泉谷社長は、
「常に自分が伸びてないと、
 組織全体はついてこない」とおっしゃる。


確かに、すごいなぁと思う経営者やリーダーは、
どんなにお忙しくても、
常に情報収集をされたり、人の話を聞いたり、
目の前の出来事や会話から考え、学び、
新しいことにもどんどんチャレンジされている。

それは、経営者や組織の支援やコーチングをしていて、
日々実感していたけれど、
それが、泉谷社長はおっしゃるように、
率いる組織が自身の能力を超えないからであれば、
自分の成長は、組織への責任ということになる。


組織を支援したい私は、
学びっぱなしではなくちゃんと成長できているのかなと、
大きな内省のきっかけをいただいた。

2012.08.11

誰かのために、チームのために。

男子水泳チームの名言
「康介さんを手ぶらで帰らすわけにはいかない」

今朝、外出直前に宿泊先のホテルのTVから流れてきて、
感動で涙があふれた。

自宅にはTVがなくて全然知らなかったので、
たぶん1週間くらいの時差で感動してるはず。。。


チームの力。

1人ではくじけてしまいそうな、つらいときも、
誰かのためなら、チームのためなら、がんばれる。

1人では出せない力が出せる。
1人1人の力の合計よりも、大きな力になる。

みんなの力で得た結果は、
1人でがんばった結果より、はるかにうれしいし、
心に刻まれて、また次の力になる。


やっぱり、もっともっとチームに関わりたい。

システムコーチング(ORSC:Organization &
Relationship Systems Coaching)を学び中の私には
とっても勇気づけられたシーン。


来月のリーダークラス向けのマネジメント研修では、
まだ鮮度が落ちていなければ、
一応、ドラッカーのマネジメントと絡めつつ、
オープニングトークかクロージングで使いそう。

2012.08.10

サプライズx2でエネルギーをいただく

東京で、久しぶりにお会いするコーチのお友達とディナー。
昨日急にお誘いしたのに、
遠方からのお仕事帰りにおつきあいいただいて、
おいしいピザのお店を予約してくれていた。

さすが、できる方は違う。。。
ファンが多いはずだわと、お会いする前から学ぶ。

バーニャカウダのソースもおいしくて、
お店の中の窯で焼き上げるピザもおいしくて、
おなかがいっぱいなのに食が進むし、
積もる話もいっぱい弾む。
Dinner1Dinner2

話していると、照明が暗くなる。
花火が灯ったデザートプレートがお隣の席に届いて、
お店中の人たちでハッピーバースデー。

私、お隣の席のバースデーサプライズ遭遇率が高いの
と話していると、
しばらくしたら、なんと、奥の席でも、もう1組始まった。
さすがに1つのお店で2軒は初めて。


幸せなエネルギーをわけていただきながら、
お仕事のこと、コーチングのこと、最近の学びのこと、
家族のこと、などなどたくさん話して、
楽しくて幸せな夜を過ごした。

2012.08.09

New スマホ

Medias新しい相棒さんは
ピンクのMEDIAS。

1年半近く愛用していた
REGZA Phoneは、
当時は最新機種だったけど、
今となっては
大きさや重さに耐えきれず、
2年の契約期間を待たずに
新しい機種へ乗り換える。

今度の機種も、デザイン重視。
かわいくて、見ているだけでごきげん。

・・・なので、使い勝手がこれまでと違うので、
しばらく、電話やメールをうまくとれなかったら
ごめんなさい(^o^)

少しずつなかよくなります。

2012.08.05

朝型環境に

Light5月下旬に引っ越してから、
朝型生活に移行中。

といっても、
心根を入れ替えたわけではなく(^^)、

東側に採光窓がはめこまれていて、
早朝から否応なしに
光と熱が部屋に注ぎこむから、
まぶしさと暑さで目覚めてしまう。

この季節は、4:30~5:00の間に目覚めるので、
それより早く起きないといけない日以外は
ケータイのアラームがいらなくなった。

たぶん、きっと、いいお部屋を選んだのね・・・


実家で無理やりアラームで起きていたころは、
起き上ってもまだぼーっとしていたし、
私は朝に弱くて、朝型生活なんてありえないと
信じ切っていたけれど、
環境は思い込みを変えるらしい。

自然に目覚めると、眠気は残っていても快適に過ごせて、
午前中が長くて充実した時間になる。
夜は11時には眠くなるので、理想的な生活かな。


でも、実家に帰って遮光カーテンを引いて眠ると、
何時まででも、お昼を過ぎても(^^)眠り続けられるので、
体質は変わっていないみたい。

引越直後は、凹凸のない採光窓に
どうやってカーテンをつけようかと考えていたけれど、
このまま季節や光の変化を楽しんでみます。

  暑すぎるので、断熱対策は考えたいですが・・・

2012.08.04

強い女性のあたたかいまなざしに心を打たれる

西水美恵子さんの著書「あなたの中のリーダーへ」を読む。
1つ1つのストーリーに心を打たれ、ゆっくりとかみしめる。

あなたの中のリーダーへ」 西水美恵子 英治出版


途上国の厳しい現場に自ら飛び込んで、
何が正しいか、何が必要なのかをご自身で見極めて、
周りを傷つけないようにユーモアを交えて、巻き込んで、
きっぱりと意見を通される。

お世話になった方や努力された方々に敬意を払い、
後に続く人たちへのまなざしは温かい。

何もかもが潔くてかっこいい。


そして、藤沢久美さんの解説が、またこれがすばらしい。

今の若者は、草食系でハングリーさが足りないと
指摘されがちなことに疑問を呈される。
そして、
若者の仕事は、その時代の社会に足りないものを見つけ、
それを指摘し、それを求めることだという。
かつて足りなかったのは、お金やモノだったように、
今の社会に足りないのは、互いに人を思いやることや
助け合うこと、目に見えない「人の心」。
それを求めて、社会貢献や社会起業にひかれ、
ボランティアに取り組んだのだとおっしゃる。


それぞれの時代を代表するお2人の、
後輩たちへのまなざしのあたたかさにほっとする。


見習うことも真似することも難しいけれど、
こんな素晴らしい日本人女性がいらっしゃることを
誇りに思い、心から尊敬します。

2012.08.03

チャレンジ

Asagao半年ぶりの4人講師体制の研修で、
メイン講師の師匠から、
朝のミーティングでいきなり、
チャレンジングな役回りを仰せつかる。

年に数回ご一緒するたびに、
無茶ぶり(^^)や
新しいチャレンジを振っていただくので、
上司のいない私には、
温かく見守っていただきながらチャレンジできる機会は
とってもとってもありがたい。

新たなミッションを告げられた瞬間はのけぞるし、
当日はやり遂げることでいっぱいいっぱいで、
その場で喜ぶ余裕はないけれど、
いつもひそかに(?)感謝していますm(__)m


この研修は終了後のレポートもボリュームがあって、
実はまだまだ終わらない。
感謝の気持ちをこめて、汗をかきながらPCに向かいます。

2012.08.01

花火の音でつながる

母の手術に備えて、日曜日から実家に帰っていて、
ほぼ丸4日ぶりに自宅に戻る。

5月半ばに引っ越してから、
こんなに連続して自宅を開けたのは初めてで、
部屋に入ると、
帰ってきたなぁと落ち着く。

狭くても、家事が行き届かなくても、
ここが私の居場所になったのね~


Hanabi帰宅した直後、
連続して大きな音が
鳴り響く。
雷?地震?爆発?と
しばらく考えて、
もしかして、
ここまでPLの花火の音が
聞こえているの?と気づいてびっくりする。

実家は、近くの少し高いところに行けば、
花火がきれいに見える距離。
今の私の家からは、とても見える距離ではないのに、
音でつながっているんだなぁと思う。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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