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2012.08.29

手術後に母の強さを感じる

母の手術日。
約1年前に手首を骨折したときに入れた固定用ボルトを
抜くための手術。

手術自体は短時間で終わり、
看護師さんと一緒に手術室の前まで迎えに行く。

しばらくすると、職員さんが慌ててベッドを押して来られる。

「あれ?どうしたらいいの?」とおろおろされているので、
「福住の家族ですが。」と声をかけると、
「緊急って言われたんです。急に具合が悪くなったって。」


それを家族に言ってどうするのよ!と思った瞬間、
私はかえって冷静になり、心を落ち着けて、祈りながら待つ。

ようやく、母が乗ったベッドが出てくる。
顔が真っ白。
本当に真っ白。
顔も手も、白くて冷たくて、看護師さんの声にも反応しない。

看護師さんの困った表情を見て、また私は妙に冷静になる。
だてにNLPのトレーナーコースまで学んだわけじゃない。
母の耳元で声をかける。

「がんばったね。きれいに手術できたよ。
 まだ麻酔残ってるから、今はまだ感覚ないね~
 お部屋に行って、少し眠ったら、麻酔もさめていくからね。
 だんだん手も足もあったかくなって、しゃべれるようになるよ。
 安心して眠ってていいよ。」

母が目を開けた。
朦朧としながら、私のことは認識している。
うなずくことも声を出すこともできないけれど、通じている。

ほっとして、看護師さんにベッドを押してもらって、病室に戻る。


15分くらい眠ると、少し話せて、顔色も体温も少し戻る。
さらに小一時間眠ると、目覚めた瞬間、「痛い!」と言う。
回復した証拠と喜びながら、痛み止めを処方してもらう。

顔もしびれ、足も動かず、手はどこにあるのかわからなくて、
右半身不随になったのか、意識も遠くてこのままダメなのか
覚悟したと、ポツリポツリと話し始める。


1ヶ月前にも口腔外科の手術を受け、
また今日も手の手術を受け、
精神的にもかなりきつかったはず。

母の強さを感じた1日。

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  • ひとのわ 福住昌子

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