強い女性のあたたかいまなざしに心を打たれる
西水美恵子さんの著書「あなたの中のリーダーへ」を読む。
1つ1つのストーリーに心を打たれ、ゆっくりとかみしめる。
「あなたの中のリーダーへ」 西水美恵子 英治出版
途上国の厳しい現場に自ら飛び込んで、
何が正しいか、何が必要なのかをご自身で見極めて、
周りを傷つけないようにユーモアを交えて、巻き込んで、
きっぱりと意見を通される。
お世話になった方や努力された方々に敬意を払い、
後に続く人たちへのまなざしは温かい。
何もかもが潔くてかっこいい。
そして、藤沢久美さんの解説が、またこれがすばらしい。
今の若者は、草食系でハングリーさが足りないと
指摘されがちなことに疑問を呈される。
そして、
若者の仕事は、その時代の社会に足りないものを見つけ、
それを指摘し、それを求めることだという。
かつて足りなかったのは、お金やモノだったように、
今の社会に足りないのは、互いに人を思いやることや
助け合うこと、目に見えない「人の心」。
それを求めて、社会貢献や社会起業にひかれ、
ボランティアに取り組んだのだとおっしゃる。
それぞれの時代を代表するお2人の、
後輩たちへのまなざしのあたたかさにほっとする。
見習うことも真似することも難しいけれど、
こんな素晴らしい日本人女性がいらっしゃることを
誇りに思い、心から尊敬します。
福住さん
拙著「あなたの中のリーダーへ」をお読みくださり、そのうえ身に余るお言葉までいただき、心底ありがたく思います。
微力ですが、この本が、姉妹書「国をつくるという仕事」と共に、福住さんのように世のため人のために働く方々のお役にたてばと願っています。
著者 西水美恵子
英国領バージン諸島にて
投稿: 西水美恵子 | 2012.08.13 20:21
西水美恵子さま
直接メッセージをいただけるなんて、夢のようです。
大変うれしく、そして、気持ちが引き締まります。
本当にどうもありがとうございます。
「国をつくるという仕事」も以前拝読いたしました。
小さなことでくじけそうになったら、何度も読み返して、
勇気と元気をいただいて、笑顔で前に進みます。
どうもありがとうございます。
投稿: まこ | 2012.08.13 23:40