« 陽だまりでセルフコーチング | トップページ | リバースカルチャーショック »

2012.11.18

神戸大学でお2人の経営者の言葉を受け取る

数ヶ月ぶりに神戸大学に行く。

グローバルにご縁がない私が
現代経営学研究所のシンポジウム
「グローバルリーダー育成への挑戦」に行ったのは、
今年一番感銘を受けた書籍「言葉力が人を動かす」の
コマツ会長の坂根正弘さんの講演を聴きたかったから。


言葉力が人を動かす」 坂根正弘著 東洋経済新報社

坂根会長は穏やかな口調で、鋭いまなざしで、
国の政治、エネルギー問題を独特の観点から説かれる。
現場で実践を積んでこられた方ならではの、
太い言葉がずっしりと響いた。


第2部に登場されたLIXIL副社長の八木洋介さんのお話は、
人勢塾でお聴きしたときと同じく、熱く楽しい。
  関連記事:「人勢塾でかっこよすぎる人事観を学ぶ」(2012.07.07)

グローバルとは、徹底した「らしさ」
グローバル人材は、「会社らしさ」と「その人らしさ」、
自分を持って初めて他を受け入れることができる、
という八木さんの定義に、
語学が苦手な私はとっても勇気づけられる。


最後のパネルディスカッションは、
サービス精神旺盛で、他のいいところも知ってもらいたいと
次々と論点を提供される金井教授に
いたずらっ子っぽく絡みながら言葉を加える八木さんの
深く信頼し合った愛情たっぷりの掛け合いが楽しい。


リーダーの「言葉力」「言語化」の重要性を説き、
自ら体現されている坂根会長、八木さんの言葉を
直接受け取れるのは、なんてぜいたくな場なのだろう。

« 陽だまりでセルフコーチング | トップページ | リバースカルチャーショック »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 神戸大学でお2人の経営者の言葉を受け取る:

« 陽だまりでセルフコーチング | トップページ | リバースカルチャーショック »

プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
無料ブログはココログ