「夫は犬だと思えばいい。」で相手を理解する
友人がFacebookで紹介していたのを見て、
「夫は犬だと思えばいい。」という本を図書館で借りた。
「夫は犬だと思えばいい。」 高濱正伸 著 集英社
表紙は、「夫は犬」というフレーズが大きく目立つし、
タイトルのインパクトが大きいけれど、
著者は学習塾経営者で、
親御さんに接するうちに気づかれたこととして、
男と女はお互いに別の動物だと思えばいいと言う。
私が取り組んでいるシステムコーチングでも、
ご夫婦や親子、組織の上司部下や他部門の人どうしを
お互いに別の国の人と見立てて
「私の国では・・・」と習慣や価値観を紹介しあって、
好奇心全開の旅人になって相手の国を体験する
という演習がある。
旅に出ると、ふだん食べないものを食べたり、
風変りに思える習慣を、見よう見まねで体験するように、
いったん相手国の人になった感覚を思い切り味わって、
帰国するときに、
気に入った考え方はお土産に持ち帰ればいいし、
いらないものは持ち帰らなくていい。
遊び心を持ってこんな体験をしてみると、
ご夫婦や親子でも、同じ会社やチームの人どうしでも、
「へ~、そう思ってたのか。」「なるほどおもしろい。」と
異国と思えば納得できることは多い。
身近に思える人どうしが理解しあうためには、
別の動物、異星人と思え、というのは、
突き放すように聞こえても、むしろ近道なのかもしれない。
あなたのそばにいる方は、どんな動物ですか?
« システムコーチング100時間達成 | トップページ | 資生堂末川社長「人材はほめて育てるのが基本」 »
コメント