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2013.03.22

神戸大学で「アクションリサーチとは何か」を学ぶ

「アクションリサーチとは何か」
神戸大学のワークショップを聴きに行った。
Ws

京都大学の杉万俊夫教授のお話で、
自然科学と人間科学を対比しながら、
現場を活き活きとさせるために、
概念的なものがナラティブに紡がれていくことによって
豊かな価値が生み出されていく、
といったお話が興味深かった。

金井壽宏教授の総括のことばをお借りすると、
ローカリティを追求して、ローカルナレッジをつないで
インターローカリティが進展していく。

  私の浅い理解で、異なるかもしれませんが。。。


4名の先生とも、
今まで二者択一とか相反すると思われた考え方の
境界線があいまいになり、両立する、といったことを
おっしゃっていた。

私の勝手なイメージでは、それが進んでいくと、
大学か民間かお役所か、現場か理論か、
文系か理系か、定量か定性か、量か質か、などが
あまり意味を持たなくなるのであれば、
社会人で深く学びたい人に光が差すような希望を感じた。

「うちの会社では」「うちの業界では」を追求していけば、
共感が共感を呼び、
「うちもよく似たことがあって」「うちは違うやり方をして」と
知恵が知恵を呼んで、
とても意味がある研究になっていくと思う。

私がやりたいことは、
「うちの組織をもっとよくしたい」と願うチェンジエージェントと
チェンジエージェントたちをつなぐこと。

教授や大学院生のみなさまとはレベルが違うとはいえ、
方向性は間違ってないとエールをいただいたように
勝手に都合よく解釈して、元気に会場を後にした。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

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