早朝の地震で自分の変化に気づく
朝5:30ごろ、目が覚めた。
ケータイで時間を確認して、まだ眠れる~と思った直後、
docomoのエリアメールの緊急地震速報が鳴った。
びっくりして、文字を読むだけの気持ちの余裕がなく、
揺れるの?と思っていると、本当に揺れた。
長い。
大きく横に揺れ続ける。
TVを持っていないので、twitterを確認して、
発生は5:33、震源地は淡路島の近く、震度6と知る。
実家のほうが近いかも、と母にメールしたのが5:35。
母から無事という返事が届き、
ほっとした後に、怖さを思い出して、動けなくなる。
それでも、ずいぶん強くなった自分を発見する。
阪神淡路大震災以来、揺れ恐怖症になって、
ちょっと机がガタついても、揺れる場面の画像を見ても、
パニックを起こしたり、吐いたりする症状が治らず、
東北の震災の後は、パニック症状が続いた。
それなのに、
今朝は、心臓がばくばくすることもなく、
冷静に情報を確認し、家族の安否と確認していた。
エリアメールで予告があった効果もあると思うし、
東北の震災の直後に志村季世恵さんにお会いしたとき、
つらい症状を話したら、
「地面は揺れている。けど、自分は揺れていない。
自分で、地震より大きく揺れることもできる。」と
言ってもらって、怖さがす~っと消えたのが、
今も持続している。
というか、その一言で、克服できたのだと思う。
関連記事:「揺れない朝を迎える」(2011.05.22)
改めて、本物のセラピストの力のすごさを実感し、
再び、感謝の気持ちがこみあげる。
とはいえ、しばらく起き上がることも着替えることもできず、
生き延びる力はあいかわらず弱い私。
次は、自分の身を守る力もつけていきたい。
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