「個を動かす」で新浪剛史さんの魅力に触れる
ローソンブルーを連想させるバックに、
新浪剛史さんの顔写真がアップで掲載された
「個を動かす」
「個を動かす」 池田信太朗 著 日経BP社
てっきり、新浪さんの著書と思いこんで手に取ったら、
日経ビジネスで取材を続けてこられた池田信太朗さんが
書かれた本。
日経ビジネスは、
人物に焦点を当てて、人柄や考え方を浮き彫りにする
ところが大好きで定期購読しているので、
この本も私にはとても読みやすく、
一気に新浪ワールドに引き込まれた。
子どものころから人並み外れた身体能力を持ち、
1番が大好きで、
チームプレイだからといって、なぜ自分より低い人に
合わせなければいけないのか?と先生に抵抗したという、
小学生のときのエピソードが印象深い。
今も、本当はチームワークなんて嫌いだ、
本当は自分1人で好きにやりたいんだと言いながらも、
「仕事だからやってるんだ」と、
そのあふれるエネルギーを惜しみなく使って、
オーナーさんや部下を熱く巻き込み、
独善者にならないために権限委譲され、
企業に対しても、自分自身に対しても、
改革者であり続ける。
カリスマ指導者の要素を多分に持ちながら、
カリスマであってはいけないとご自身を律される。
こんな上司の元で働きたいなぁとひきつけられる。
実際にそうなったら、きっと毎日毎日、使えないと怒られ、
落ち込み、1日で疲れ果ててしまうと思うけど、
それでも、こういう方の側で働きたいと思ってしまう。
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