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2013.05.02

ドラムサークルで、合わせてもらう&合わせる醍醐味を学ぶ

人勢塾OB会で、
音楽療法士の長坂希望さんをお招きして、
酒造メーカーに勤める仲間が、
企業内でドラムサークルのワークショップを実施された
事例をお聴きした。

企業内でドラムサークルという事例が珍しいのと、
会場にお借りしたアサヒ ラボ・ガーデン様の公開講座の
形をとったので、
大多数が人勢塾OB以外のみなさま。

雰囲気を少し体験してもらうために、
エッグシェイカーを人数分持参していただいていたので、
音を出したくてしかたないみなさまの様子を察して、
冒頭から、手拍子などの体験から始まる。

参加者の方が、
楽器や防音などを整えにくい事業所や障害者施設などで
何か取り入れるポイントを質問されたとき、

長坂さんが、
「小さな楽器や手拍子だけでも、
 合わせてもらう気持ちよさと、 合わせる気持ちよさを
 同時に体験できる。 

 自分が音を出しながら、
 同時に周りの音を聴いて合わせることを
 ドラムサークルで自然にやっていくので、
 話して聴いてという基本動作につながっていくのでは?」
とおっしゃったことに、とても感銘を受けた。


コミュニケーション研修で、
ミラーリングやペーシングをしてみると、
いつのまにか、どちらが合わせているのかわからなくなる。
そのときの、つながりを感じる心地よさが
長坂さんのことばで明確に説明されたように感じた。

ドラムサークルは、かつてリーダーシップトレーニングで、
パフォーマンスとしての印象が強くて
どうも苦手意識が強かったけれど、
長坂さんの柔らかい雰囲気と深い知見のおかげで、
初めて、コミュニケーションとのつながりを実感して、
わくわくした。

コミュニケーションやメンタルヘルスの研修講師として、
学びを深めるためのヒントをいただいて、
研修講師仲間の講座や勉強会で、
長坂さんをお招きできたらいいなぁと妄想が広がる。

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  • ひとのわ 福住昌子

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