お詣りの舞台裏
姉が眠るお堂に、お盆のお詣りに出かけた。
姉にとって節目の年にあたるので、
いつも以上に気持ちを整えて出かけたのに、
本堂は工事中で、小さな会議室が会場になり、
お詣りの直前までバタバタと設営されていたので、
舞台裏がすけて見えて、ちょっとがっかり。
特に、早めに座っている方に次々と声をかけ、
「献灯献花」の役割をお願いして回っていたのに驚いた。
お経の前に、ろうそくやお花を供える係で、
今までは、初盆の方や高額寄付者の方などが
代表されているのかと思っていたので、
誰でもよかったのか、と拍子抜けする。
お経が始まると、伴奏は、Rolandのキーボードで、
お経の声がかきけされる音量で、電子音が鳴り響く。
舞台の上のお坊さんはピンクとゴールドの袈裟姿で、
床ではなく、椅子に座られる。
お坊さんたちの姿勢や動作は、ばらばら。
ご焼香を案内されるお坊さんも、
「一番奥へどうぞ。」「あちらにお願いします。」と
大きな声で場内整理されて、肝心のお経が聞こえない。
うーん。。。
準備から読経まで、何から何までがっかりで、
仏さまに不謹慎な気がして仕方がない。
変わったことをしないと来場者が増えないのかもしれないけど、
ふつうに、心をこめてお経をあげてくれるほうが
親族としてはありがたみを感じるのにな。
お詣りした気が全然しないので、お盆が終わってから、
改めてお堂にお詣りに行こうと思う。
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