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2014.05.27

隣り合わせた方に内省の機会をいただく

Cloverコーチングのクライアントさんを
お待ちしていると、
すぐ近くの席の方が
ケータイで大声で話されていて、
「コーチング」という単語が耳に入る。

経営者らしき方で、電話の相手に、
「金払ってるんだから、
 変える責任あるでしょ。
 研修じゃなくてコーチングをお願いしたんだから。
 それが仕事でしょ」って。


うわぁ、電話の向こうのコーチはどんな心境なのだろう、
と身につまされる。
最初から大きな声がさらに大きくなっていったので、
理解してもらおうとして必死で説明していたのかもしれない。


コーチングは目に見えないサービスなので、
特に、お金を出す人とコーチングを受ける人が違う場合は、
セッションのリアルな感覚を体験されない分、
経営者や窓口担当者との信頼関係の構築が重要になる。

経営者は、当然、費用対効果を意識されるので、
コーチングの進め方や考え方を説明するだけでなく、
守秘義務があって、コーチから内容報告ができない中で、
何を目標にするのか、どんな状態や変化を望むのか、や
できることだけでなく、できないことも握り合っておく。


・・・というようなことを、2003年~2008年ごろ、
企業内向けのコーチングのご依頼が多かったころに、
痛みや苦味も伴いながら覚えていったなぁと、
振り返るきっかけをいただいた。

まさか、隣り合わせた見知らぬ方から、
初心と大切な心構えを思い出させていただくなんて、
どこにでも師はいるものだなぁと、
待ち合わせの時間ぎりぎりまで、深い内省の時を過ごす。


  で、私のクライアントさんの耳には入りにくいように、
  そ~っと席を移動して、お迎えしました。。。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
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    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
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    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
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    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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