宝塚100周年は、
大好きな月組さん
だけでなく、
全組を観てみようと、
初めてシリーズの
最後は、雪組。
100周年ポスターでも
立ち姿の美しさに
目を奪われていた
壮一帆さんのラスト公演。
オープニングの登場シーンからかっこいい。
いきなりお芝居が始まって、
壮さんが舞台に立たれてからの開演アナウンス。
そして、映像に合わせて、シャープな殺陣のシーン。
次の登場シーンは、
松風という名馬にまたがってセンターから颯爽と。
ともみんさんのコミカルなお芝居に笑い、
月娘時代から好きだった咲妃みゆちゃんもかわいらしくて、
楽しく観ていられるかと思いきや、
このお2人のラストシーンに涙をこらえ、
壮さんとあゆちゃんはハッピーエンドかと思ったら、
別れの場面に胸を打たれる。
通路横のお席だったので、
真横をかわいらしい娘役さんたちが通られたのも、眼福。
そもそも歴史上の人物がほとんどわからず、
雪組のスターさんもあまり知らない私に、
ご一緒したお友達が、
開演前に何名かの特徴を教えてくれていたおかげで、
直江兼続役の大さんも、黒田官兵衛役のキングさんも
役とスターさんを一致させられた。
ベテラン男役さんが多くて、
大人の男の渋い色気全開のお芝居で和物の魅力を知る。
ショーもまた、サヨナラ感満載の昭和テイストなのに、
黒燕尾が左右に分かれた瞬間、
そこに壮さんが座られていて、
そのまま歌い始めるシーンがかっこよすぎて、
こんな演出あり?と目を奪われる。
あゆちゃんの声も美しくて、みゆちゃんもかわいらしい。
こんなに立ち振る舞いが美しい、風格のあるトップさん、
退団されるなんてもったいない。
最後に観ることができて、よかった。
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