妻の単身赴任の話題に考えさせられる
考えさせられる記事。
「仕事と家庭の両立なんて、目指すのやめたらどう?」
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20140611
番組を見ていなくて、
この記事の情報だけで論じるのは粗いかもしれないけど、
ここに書かれているような生活なら、
確かに、憧れの両立とは遠い印象がある。
私が問題だと感じたのは、
これが男性なら、話題にならないということ。
夫さんが、2歳と5歳のお子さんと離れて単身赴任なら、
「よくある話」で済まされてしまう。
実際は、男性も女性も、家族と離れるのはつらいし、
週末の帰省も体力的にハードなのも、
残る側に子育てと仕事の負担がかかるのも同じはず。
今までになかったケースだからといって、
単身赴任を選択した女性に対して、
そこまでして仕事を続けるの?と言ってほしくないし、
今まで当たり前のように行われてきたからといって、
男性の単身赴任を、当然と思ってほしくない。
こういうトピックをきっかけとして、
男性、女性という分け方でなく、
会社としてどうするのか、家族としてどうするのか、
システムとしてとらえたい。
そもそも、この時代に本当に転勤は必要なのか、
何か斬新な仕組みが生まれてもよさそうな気がする。
ダイバーシティやワークライフバランスは、
女性の処遇の問題として話題になりやすいけれど、
そこにとどまらず、
男性にとっても、人生や生活を考えるきっかけに、
社会や組織にとっても、あり方を見直すきっかけに、
人も組織も社会も幸せになるきっかけになればいいな。
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