「アナと雪の女王」と女性性
私が今年1番かも、と大感動した「アナと雪の女王」は、
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男性にはあまり受けがよくないらしく、
どこがいいの?過去最低、などの酷評も見聞きする。
言われてみれば、
王子さまがプリンセスにキスしてハッピーエンド、という、
いわゆる定番の役割ではなく、
王子は悪者で、支えた山男もごほうびをもらったけれど、
実際に救ったのは姉妹の愛。
確かに、男性にはおもしろくない展開かもしれない。
企業の中で、
ダイバーシティ、女性活躍推進、と女性がとりあげられ、
男性は、内心、こういう気持ちなのかな、と
なかなか進まない理由が少しわかった気もする。
ディズニーはこの時代に向けて、
ものすごいメッセージを投げかけてくれたのかも。
だからといって、
決して、性別での男性不要論ではないと思う。
男性にも女性にも、男性性、女性性の両方があって、
これまでの世の中は、競争、勝ち負け、などの
男性的な性質、男性性で回ってきたとするならば、
これからの世の中は、協調、受容、などの
より女性的な性質、女性性が求められていると
考えたらいいのではないかな。
ディズニーでダイバーシティを考えるとは思わなかったし、
こじつけたところもあるかもしれないけれど、
この時代に生まれ、これだけヒットしているのは
何か意味があるのだと思う。
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