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2014年9月

2014.09.30

「村上龍の質問術」で学ぶ姿勢を学ぶ

「村上龍の質問術」を読んでみて、
こんなにもご自身が用意周到に準備を重ねられて
番組を作られているのかと驚いた。


カンブリア宮殿村上龍の質問術」 村上龍 日経文芸文庫

何度か番組を見た印象では、
村上龍さんは無表情なことが多いので、
スタッフのみなさんが下準備や取材を重ねられて、
スタジオでは淡々と進行されているのかなと、
勝手に思い込んでいた。

ところがこの本では、
ビジネス書や読み物というより、資料集のような構成で、
対象企業の年表や膨大な資料からの疑問点の抜粋と、
核となる質問が羅列されている。


スケールは違いすぎるけれど、、
私がコンサルティングに入るときに
経営者や人事の方にインタビューするときも、
オフィシャルなホームページだけでなく、
ブログやFacebook、企業や製品の評判などなどを
できるだけたくさん調べてから行くと、
思いもよらなかった核心に迫る問題が見つかることがある。

有名な方のエピソードは既に世にあふれているので、
さらにそこから知恵を引き出すには、
十分すぎるくらいに調べ抜いたうえで、
資料や文字には表れないところに耳をすますのが、
秘訣なのだろうなぁと思う。


質問術というより、
人と向き合う心得、姿勢の指南書のような本だと思う。

2014.09.28

10月スケジュール

☆コーチングのクライアントさん募集☆

  2014年もあと1/4。
  収穫の季節、どんな実りに感謝しますか?

  来年に向けて、気持ちを耕して準備するためにも、
  コーチングを通して、自分を見つめてみませんか?

  「こちらのフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

☆無料経営相談☆

  堺商工会議所の無料経営相談窓口の担当日は、
  昼間 14日(火)、22日(水)、28日(火) 13:00~16:00、 
  夜間 8日(水)、22日(水) 17:30~20:30 です。

    ご予約は、堺商工会議所(072-258-5581)へ。

2014.09.27

ものづくりのプロのことばに魅了される

Monoものづくりの
プロフェッショナルの
ことばにしびれた。

「やっとジャケットが
 出来たときは
 売らなくていいとさえ
 思うこともある」

 「藍の古布、長ーく愛して 京都の服飾メーカーが洋服に」
  http://www.asahi.com/articles/ASG9L56XMG9LPQIP01K.html


丹精込めて創られた、重みのあることば。

だから、その思いが商品を手に取った人に伝わって、
欲しくなるのでしょう。


かつてメーカーに勤めていたので、
ものづくり魂に触れると、わくわくして熱くなる。

開発や製造ライン、品質保証、サービスなどの方々の
ものづくりへのこだわりを真摯な表情で語り、
ときには激しく怒り、そんな姿勢を思い出して懐かしい。

2014.09.26

卵料理と部下育成

Eggコーチングのクライアントさんの
エピソードを、
ご了解をいただいて紹介します。


後輩の育成に悩んでいた
クライアントさんは、
小学生の息子さんがお料理に興味を持ち始めたので、
この夏休みの自由研究のテーマとして
卵料理を教えたところ、
学校が始まってからも興味が尽きず、
今も、朝食のおかずを作ってくれる。

息子さんが継続できたコツを振り返っていただくと、
加熱すると卵の色が変わったり、固まったり、
ベーコンが縮んだりするのを一緒におもしろがって、
興味を持ち続ける工夫をされた。

朝食を作ってもらえたら自分が楽になる、という一心で、
失敗してキッチンが汚れても、材料が無駄になっても、
怒らずに我慢されたという。


ひとしきり楽しく話していただいた後、
「後輩の育成に活かせるところがあるとしたら?」と
私が質問し終えないうちに、

彼女は「あ!」と叫んで私をしばらく見つめて、
「そうですよね~」と深く大きな息を吐いて、
何度も何度も1人でうなずく。


気づいたことを言語化された内容は、
クライアントさんの守秘義務として伏せるとして、
息子さんとの取り組みの成功体験をお持ちなので、
職場で工夫できることはたくさん見つかる。

人は自分で答えを見つける力を持っていることを、
改めて見せていただいた。

2014.09.25

回転寿司は物販

Daiki大起水産株式会社の
佐伯保信会長の講演を聴く。

堺で創業されたと知って、
生まれ育った堺贔屓の私は、
一気にひきこまれる。


インパクトを受けたのは、
「回転寿司は飲食ではなく、物販」というご発言。
お客さまは、きれいなものを選んで取る。
スーパーの棚で、奥の新しいものから取るのと同じ、
とおっしゃる。

理論や経営指標の管理ではなく、
現場でお客さまに接しながら経営してこられたからこその
視点なのだと思う。

言われてみれば、同じお皿が数皿並んでいても、
お客さまは端から順番に取ってくれないので、
まばらになってしまったら、どう工夫されているのだろう。

講演ではなくインタビューなら、
そのあたりの知恵を詳しく聴きたくなる。


サービスは、かける手間を惜しまないこと、と力強く
おっしゃるお姿に、経営者の覚悟を見せていただいた。


大起水産のお店、一度行ってみたいな。

2014.09.24

デュフィ展で幻想的な世界に浸る

Dufyあべのハルカス美術館に
見たかった「デュフィ展」に行く。

地下鉄の中吊りで目を奪われて、
ゆっくり見たいと思って
平日の午前中を選んだけれど、
結構人が多い。

鮮やかな色づかい、
幻想的な空気感、
豊かな表現に現実を忘れて、
いつまでもぼーっと佇みたくなる。

Cardこの余韻を持ち帰りたくて、
ポストカードや
クリアファイル、
一筆箋などを
いっぱい購入する。

2014.09.23

堺商工会議所夜間相談スタート

Sakaiいつになく
中小企業診断士らしい
記事が続いていますが、
堺商工会議所の
創業・経営相談窓口の
夜間相談が始まります。

原則として、
第2・第4水曜日17:30~20:30

 http://www.sakaicci.or.jp/senmonsoudan/index.htm


10月は8日と22日、どちらも私が担当します。

まだ夜間相談の知名度が低いので、予約はとりやすいはず。
ご希望の方は、お早めにご予約ください。

 堺商工会議所 経営支援部 072-258-5581

2014.09.22

おしゃれな「UISIN DESIGN HOMECENTER」で楽しくお買物

堺商工会議所創業ゼミ卒業生のお店訪問シリーズ(?)、
真っ先に訪問したのは、
森田敏裕さんの「UISIN DESIGN HOMECENTER」。

Uisin1Uisin2

  大阪市西成区潮路1-2-27
  TEL:06-4703-3603
  http://uisin.sakura.ne.jp/wordpress/

Mrmorita今年度の創業ゼミ最終日の
ビジネスプラン発表会
上位入賞者の賞品を
探しに来ただけなのに、
おしゃれで楽しい雑貨たちに
囲まれると、
ほしいものが次々見つかって、
私のお財布もゆるんでしまう。

こだわりの品が好きな男性が
1人で入りやすいお店。

ぜひ、足を運んで、楽しく散財(?)してください。

2014.09.21

今年もトト洋菓子店のケーキに舌鼓

Shop19日の午後、
「トト洋菓子店」に
お菓子を買いに行く。

 トト洋菓子店
  堺市堺区車之町西2-2-32
  Tel:072-238-0063
  http://toto-yougasiten.net/


毎年この季節に恒例行事のように訪問しているのは、
オーナーパティシエの上原清忠さんが
堺商工会議所創業塾出身で、
2008年春にオープン以来、順調に経営されているので、
毎年、創業ゼミ最終日のビジネスプラン発表会優勝者に
先輩にあやかれるように、焼き菓子を贈っているから。


Cakeもちろん(^^)
自分用には生菓子を買う。

実家に持ち帰って、
母と一緒に
フルーツたっぷりの
ミルフィーユと
いちじくのタルトを
とってもおいしくいただきました。

2014.09.20

創業ゼミから創業本番へ

Sakai堺商工会議所創業ゼミも
いよいよ最終日。

午後は、この4週間の
集大成となる
ビジネスプラン発表会。

話して考えて、
考えて話して、
ずっと練り上げてきたプランを発表するみなさまは、

まもなく開業される方も、
これからさらにアイデアを見つけて磨く方も、
壮大なプランに向けて数年がかりで進む方も、
活き活きと羽ばたいていく姿がまぶしい。

上位入賞者の方々に、
先輩創業者のお店の商品でバトンをつないで、
今年度の幕を閉じる。


これからますます、悩み、喜び、迷い、笑い、
いろんな波を乗り越えながら、
私にとっても、ずーっと長くおつきあいしたい仲間が
またまた増えました。

支えてくださった堺商工会議所のみなさま、
一緒に講座を創っていただいた島田先生、
週末返上で学ぶ参加者を応援してくださったご家族の方、
エールを送ってくださった先輩卒業生の方々、
どうもありがとうございました。

2014.09.19

トーストメニューが豊富な「アリスの喫茶店」を訪問する

昨年度の堺商工会議所創業ゼミ卒業生の
藤本浩幸さんが1月に開業された、
「アリスの喫茶店」をようやく訪問できた。

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アリスの喫茶店
  大阪市住吉区清水丘2-29-20 
  TEL:06-6675-7177
  6:30~20:00 水曜定休

Toast早朝6:30から営業されて、
11時以降は
藤本さんオリジナルの
ユニークな
トーストメニューが
20種類も用意されている。

写真は、グラタントースト。

News育った地域で開業されていて、
お母さまがフロアを担当されて、
地元の幅広い年齢層のお客様に
愛されている。

地域密着の人気店として、
2月の毎日新聞にも掲載された。

私がお店にいる間にも、
お客さまやお取引先の方と
明るく元気に話されている。

「こんなに忙しくなるとは思いませんでしたよ」と
頼もしいセリフとともに、笑顔で見送っていただいた。


ぜひ、トーストメニューを制覇しに訪れてください。

2014.09.17

ブレンド米のお話から人のブレンドを考える

Ine高級ブレンド米を販売する
藤井米穀店の経営者さんの
講演を聴く。

同じ田んぼのお米でも、
3:4:3の法則があり、
3割はおいしくないらしい。
だから、他のお米とブレンドすることによって、
おいしさを引き出せるとおっしゃる。


人材育成で言われる2:6:2に通じるなぁと思いつつ、
人の「ブレンド」について思考がふくらむ。

7年前に参加したリーダーシッププログラムでは、
あえて持ち味が全然違う相手とペアを組んで、
「Yes, and」しながら、持ち味を「ブレンド」することを
深く学んだ。

最近少し、忘れかけていたかも。

どう組み合わせたら効果的か、目利きの力だけでなく、
目の前の違う素材とどうブレンドすればいいのか、
あきらめずに関わり続けることが大事だなぁと、
お米に触発されて、人について考える。


どんな部下をもっても、どんな上司についても、
どんなお客さまやビジネスパートナーと接しても、
1+1で、2よりはるかに大きな力を生み出す、
そういう手法をこれまでたくさん身につけてきたことも
同時に思い出す。

これを、自分にも使い続けたいけれど、
人材育成や関係構築に困っているところに
もっともっと届けたい。

どうやって?どんな形で?
また私の大きな取り組みテーマが生まれる。

2014.09.16

学生さんのキラキラした瞳に出会う

京都府の「ワーク・ライフ・バランス推進企業フェア」で
「キャリアデザイン塾」のセミナーを担当する。

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大学生はまだ夏休みなので、
集まってくれるかなぁとドキドキしながら準備していると、
大勢参加していただいたので、まずはほっとする。

一言一言一生懸命聴いてくれる目がキラキラしていて、
1人1人とお話ししているわけではないのに、
いとおしく感じて、全員応援したくなる。

一時期よりは売り手市場と言われていても、
学生さん本人にとっては、
緊張や試練の中で、
これからの人生を考えて、大きな選択をするプロセス。

自分らしさを見失うことなく、
広い社会に大きくはばたいていけますように☆彡

2014.09.15

久しぶりにネイル

Nail珍しく
マメに動けた日。

朝早くから
カーテンを洗濯し、
窓を拭いて、
サッシも磨いて、
お仕事の資料作成も
はかどる。
本当に珍しい。

気持ちにも余裕が生まれて、久しぶりのネイル。

少し間隔が空いたせいか、筆使いが鈍っているかも。
なかなか上達しなくても、自分でするのが楽しいのは、
母譲りかな。

2014.09.14

図書館の事故発見ラベル

図書館で借りた本の表紙に、
「事故発見」というラベルが貼られている。

BookPage

どんなにひどく汚されているのだろうと不安に思いながら
その「P2」を開くと、
赤字の小さなカギカッコで、キーワードが囲まれている。

言われなければ気づかなかったかもしれないくらいの
小さなカギカッコ。

小さくても公共の本への書き込みには違いないので、
これだけ?と言ってはいけないのかもしれないけれど、
事故扱いになるのか、とびっくりした。


これだけ細やかに管理されているからこそ、
気持ちよく読める状態に保たれていることに感謝して、
大切に読みます。

2014.09.13

創業ゼミ3日めは数字にまみれる

Zemi堺商工会議所創業ゼミ
3日め。
世間では3連休が
始まった朝、
日本政策金融公庫と
大阪信用保証協会の
課長さんから、
創業者向け融資制度の
お話をうかがう。

とても易しい表現のわかりやすいお話で、
参加者のみなさまから、いくつも具体的な質問が出る。


今の政策で設けられている融資制度で、
日本政策金融公庫の「中小企業経営力強化資金」は
2000万円までが無担保無保証人で、年利1.35%という
過去にないほどのお得な条件。

 中小企業経営力強化資金
 http://www.jfc.go.jp/n/finance/search/64.html

金利が安いからといって安易に借り入れするのは
おすすめできないけれど、
事業を始めようとしている人には大きな追い風になる。


こういう融資制度を利用するためにも、
資金計画や収支計画が欠かせない。

夕方までの大半の時間は、
ひたすら数字を前に、うなったり悲鳴をあげたりしながら、
事業試算を重ねる。

1人では投げ出したくなるような作業も、
仲間たちと励まし合って考えるから、がんばれる。
創業ゼミの醍醐味。(・・・手前味噌?)

夕方には、マラソンを終えたような疲労感を漂わせつつ、
経営者へと大きな歩みを進めました。
おつかれさまでした!

2014.09.11

睡眠アプリの憂鬱

Appli5月に中小企業診断士の
仲間の集まりに参加した時に、
  関連記事:「近況報告で1年の英気を養う」(2014.05.11)

同室になった先輩から
スマホの睡眠アプリを紹介されて、
「熟睡アラーム」を使い始めた。

就寝時間や起床時間のリズム、
深い睡眠率(熟睡率)がわかったり、
設定した時間の少し前でも、眠りが浅いタイミングで
アラームを鳴らしてくれたりする。

熟睡率は、最近までは70%や80%など高い日が多くて、
グラフもほとんど動いていなかったので、
本当に機能しているの?と半信半疑だった。

ところが、
少し前に心配事ができてから、
30%以下の日が続き、グラフが激しく上下している。
最低記録の7%の日も数日あって、
そんな日は、アラームが鳴った瞬間、
「なんで?さっき眠ったところじゃない?」と感じるので、
本当に眠れていないのだと思う。

6時間眠ったつもりでも、
実質は30分未満しか眠れていないのなら、
あまりにも非効率で時間がもったいないなぁ。

熟睡できる方法、探さなきゃ。

2014.09.10

浴室の天井裏を見る

Bathroomマンション設備の
メンテナンスで、
浴室の工事が入る。

  えっと、
  何の工事だったっけ?

工事の方が忘れ物を
取りに戻られた間に、
ふたが開いていた天井が物珍しくて、パチリ。

浴室の天井裏はこんなふうになっていたのね~

2014.09.09

カレーちゃんトートで至福の新人公演

チケットを入手するのがとても難しい、宝塚の新人公演。
演目のエリザベートも、主演の柚香光さんも大好きで、
配役が発表される前から、
カレーちゃんのトートが見たい!と祈り続けていたら、
いつもお世話になっている友人のお知り合いのご縁で、
夢のまた夢のような幸せな機会に恵まれた。

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カレーちゃん(柚香光さん)の端正なトートに息をのむ。
舞台の隅に登場されるだけで、場の雰囲気を一変し、
端から端まで、トートさまを目で追ってしまう。

一緒に観劇したお友達と、帰り道で、
「こんなに素敵な死神なら、
 黄泉の国でもどこでも連れていってほしいよね~」と
盛り上がる。

やっぱりトートはビジュアルが大きい。


他は、脇を固める研5~研7さんがレベルが高い。

ルキーニのマイティがすばらしい。
歌はもともと上手だし、どの場面でも存在感たっぷりで、
銀橋のカメラの場面では、
初々しいアドリブで笑いを巻き起こしていた。

ゾフィの仙名さんは、
歌も演技ももっと上級生さんかと思うくらいうまい。

ルドルフの優波さんも光っていた。
カレーちゃんとの場面は、息もぴったりで美しい。

フランツは、前半は緊張されているかなと思ったけれど、
後半は落ち着いたおじさまで、夜のボートが渋かった。

下級生中心のはずの黒天使も、
群舞の花組と思いこみで見てしまうせいか、
一糸乱れぬ揃った動きが美しくて、みほれてしまう。
カレーちゃんを囲むダンスは、もっといっぱい見たかった。


ぜいたくすぎる夢の時間。
これでもう100周年の宝塚は大満足です。

2014.09.08

「ひとのわ」に反応して講演を聴く

Text堺商工会議所で
開催されている
「さかい創造塾」の
オープン講座に
参加する。

タイトル通り、
たまには最新ITを
インプットしようと
もくろんでいたら、
冒頭で、コーディネーターの大橋先生が
「道端先生の生き様のお話になると思います。」と
おっしゃったとおり、熱いお話が展開される。

たくさんのスライドをぼーっと眺めて聴いていると、
開始から約25分のところで、
「ひとのわって本当に大事なんですよね。」と、
私の屋号(^^)が耳に飛び込んできて、
背骨までシャンとして、しっかり耳を傾ける。

この「ひとのわ」を屋号にしたおかげで、
時々、講演やスピーチで、こういう光栄なことが起こる。


道端先生は、商店街の昔ながらお布団屋さんで、
ネットショップで右肩上がりの販売をつづけながら、
結局、地域の人たちに支えられているとわかったと
おっしゃって、
お布団屋さんでしたよね?と確認したくなるような、
大学での講義、IT技術者の育成、地域の祭、
Facebookを活用して集客したイベント、などなど
バラエティに富みすぎるほどの活動をされている。

足元にも及びませんが、できるところから少しずつ、
「ひとのわ」を大事にして精進します。

2014.09.07

マインドフルネスの学びを始める

Mindfullness今日から、
ジョン・.カバットジンから
学んだ唯一(?)の
日本人の先生から、
マインドフルネスに
ついて学び始める。

コーチングでも
「今、ここ」を大切にしているし、
体の感覚に深く意識を向けることも、
何年も取り組んでいるつもりが、実際にはとても難しい。
過去のことに引きずられたり、
まだ起こっていない先のことを不安に感じたり、
体が教えてくれるシグナルを見落としたりしてしまう。


マインドフルネスの考え方は、
アメリカの大手企業でも取り入れられるなど、
世界的に注目を集めているけれど、
急速に発展している分、
ブームに乗じて、いい加減に教えているところも多いと
先に学んだ友人が危惧していたので、
一流の先生についてみることにした。

カバットジン先生の教えに加えて、
その源流となった東洋思想、日本の古典や仏教など
先生のお話は奥深くてひきつけられる。
それだけに、どこまで理解できているか怪しいので、
文献購読や再学習が必要そう。


マインドフルネスストレス低減法」 ジョン・カバット・ジン 北大路書房


体の知恵は、やはり私の弱点。
壁沿いに立っても、私は肩が壁につけられず、
呼吸をしても、私だけ骨盤が動かない。
道理で、体の知恵を活用することが苦手なはずだと
腑に落ちる。

何より、自分で体験したことを語ることが重要と
先生が強調されたので、
まずは私自身の反応を観察する日々が始まる。

2014.09.06

先輩の創業体験談で参加者の意識が上がる

Sakai堺商工会議所創業ゼミ
2日めの目玉は、
先輩創業者の体験談。

2年前に参加されて、
昨春ご家族で
日本料理店「味所望」を
開業された清水雅治さんに
お越しいただいて、
開業の動機や思い、開業後の状況などを語っていただく。

コンセプトをよりどころにされていて、
おいしいお料理を味わっていただくために、
席数を増やすよりも、
中庭を設け、ゆったりとした椅子にこだわったというお話は、
コンセプトの大切さを強調して説明した講師として、
とってもうれしい。

参加者のみなさまも興味津々で、
ご自身の事業と関連づけて突っ込んだ質問から、
お客様として来店するための質問まで、
次々と質問がとびかう。

グループディスカッションの間も、
日ごろは敷居が高い印象のある日本料理店に、
行きたい、夜の本格的なお料理を楽しみたい、という声が
たくさん聞かれたので、
近いうちに行かれる方もいらっしゃるかな。

私も行きたいので、ご一緒してくださる方募集~(^^)


 味所望 http://ajisyomou.blogspot.jp/
   堺市北区金岡町3005-25
   TEL:072-257-2769(予約制)

2014.09.05

朝日新聞に目を通す

Asahi宿泊先のホテルのお部屋に、
最近何かと話題になりやすい
朝日新聞が届く。

いつもは、
1面の見出しを眺めたあとは
産業面や文化面に
飛んでしまうのに、

つい、天声人語や社説などに
目が向く。

テーマや表現に意識を向けながら読み込んでみて、
ふだんは、新聞を開いてみても、
実はほとんど読んでいないんだなぁと気づく。

2014.09.04

社長さんが研修オブザーブ

若手社員の研修に
社長さんが何度も顔を出してくださる。

社長さんが研修をのぞいてくださる会社は少なくて、
あるとしても、冒頭や終了時にご挨拶に来られるくらい。
若手社員さんへの期待が大きいのだと思う。

さすがに社長さんが真横に立たれたグループは、
ディスカッションがおとなしくなってしまうので、
さりげなく「いかがですか?」と話しかけながら、
少し離れたところにご案内して、お話をうかがう。

ぜひ、社長さんから若手社員のみなさまに、
直接激励のメッセージをいただけるようにお願いして、
お話をしていただく。


他の会社を見たことがなければ、
ありがたみは十分に実感できないかもしれないけれど、
将来、成長されてお仕事がお忙しくなったときや、
他社の方と情報交換されたときに、
社長のお心遣いに気づかれる日が来ると思う。

2014.09.02

「豆の上で眠る」の心理描写に没頭する

日曜日までに読まないといけない本があるのに、
つい、「豆の上で眠る」を一気に読み通す。


豆の上で眠る」 湊かなえ 新潮社


最初の部分で、「からくり」は読めてしまうのに、
それでもやっぱり、途中で本を置けなくなって、
女性の細かい心理をおそろしいくらいリアルに描写する
湊かなえさんの世界にはまり込む。

声に出される会話と、心の叫びが絶え間なく描かれて、
人物像が立体的に浮かび上がる。

湊さんの作品の中には、
人が次々亡くなって、救いようがない結末を迎えるものも
多いけれど、
この作品はサスペンス色は強くなくて、読後感も悪くない。

それだけに、登場人物1人1人に焦点をあてながら、
この人はどんなことを思って生きてきたのだろうと
いつまでも空想にふける。

2014.09.01

英語のお守り

Bracelet「OD World Conference
in Kyoto Japan 2014」の
フィナーレの後、
モザンビークから来られた方が
笑顔で近づいてこられて、
「present for friend」と
カラフルなブレスレットを
いただいた。

この3日間、
テーブルでのディスカッションや休憩時間など、
通訳が入らない場面で、

「Where is モザンビーク?」の無知な質問から始まって、
最新のコーチングの情報まで、
単語を並べる程度の私のつたない英語を
一生懸命聞いてくれて、
ゆっくりゆっくり話してくれて、
一番コミュニケーションをとれた方。

私の英語のお守りにします。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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