カレーちゃんトートで至福の新人公演
チケットを入手するのがとても難しい、宝塚の新人公演。
演目のエリザベートも、主演の柚香光さんも大好きで、
配役が発表される前から、
カレーちゃんのトートが見たい!と祈り続けていたら、
いつもお世話になっている友人のお知り合いのご縁で、
夢のまた夢のような幸せな機会に恵まれた。
カレーちゃん(柚香光さん)の端正なトートに息をのむ。
舞台の隅に登場されるだけで、場の雰囲気を一変し、
端から端まで、トートさまを目で追ってしまう。
一緒に観劇したお友達と、帰り道で、
「こんなに素敵な死神なら、
黄泉の国でもどこでも連れていってほしいよね~」と
盛り上がる。
やっぱりトートはビジュアルが大きい。
他は、脇を固める研5~研7さんがレベルが高い。
ルキーニのマイティがすばらしい。
歌はもともと上手だし、どの場面でも存在感たっぷりで、
銀橋のカメラの場面では、
初々しいアドリブで笑いを巻き起こしていた。
ゾフィの仙名さんは、
歌も演技ももっと上級生さんかと思うくらいうまい。
ルドルフの優波さんも光っていた。
カレーちゃんとの場面は、息もぴったりで美しい。
フランツは、前半は緊張されているかなと思ったけれど、
後半は落ち着いたおじさまで、夜のボートが渋かった。
下級生中心のはずの黒天使も、
群舞の花組と思いこみで見てしまうせいか、
一糸乱れぬ揃った動きが美しくて、みほれてしまう。
カレーちゃんを囲むダンスは、もっといっぱい見たかった。
ぜいたくすぎる夢の時間。
これでもう100周年の宝塚は大満足です。
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