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2014.09.02

「豆の上で眠る」の心理描写に没頭する

日曜日までに読まないといけない本があるのに、
つい、「豆の上で眠る」を一気に読み通す。


豆の上で眠る」 湊かなえ 新潮社


最初の部分で、「からくり」は読めてしまうのに、
それでもやっぱり、途中で本を置けなくなって、
女性の細かい心理をおそろしいくらいリアルに描写する
湊かなえさんの世界にはまり込む。

声に出される会話と、心の叫びが絶え間なく描かれて、
人物像が立体的に浮かび上がる。

湊さんの作品の中には、
人が次々亡くなって、救いようがない結末を迎えるものも
多いけれど、
この作品はサスペンス色は強くなくて、読後感も悪くない。

それだけに、登場人物1人1人に焦点をあてながら、
この人はどんなことを思って生きてきたのだろうと
いつまでも空想にふける。

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コメント

こんにちは。同じ本の感想記事を
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お気軽にどうぞ。

藍色さん、トラックバックありがとうございます。
私からもトラックバックさせていただきました。
久しぶりでやり方を忘れていたので、うまくできているといいのですが。

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» 「豆の上で眠る」湊かなえ [粋な提案]
行方不明になった姉。真偽の境界線から、逃れられない妹――。あなたの「価値観」を激しく揺さぶる、究極の謎。私だけが、間違っているの? 13年前に起こった姉の失踪事件。大学生になった今でも、妹の心には「違和感」が残り続けていた。押さえつけても亀裂から溢れ出てくる記憶。そして、訊ねられない問い――戻ってきてくれて、とてもうれしい。だけど――ねえ、お姉ちゃん。あなたは本当に、本物の、万佑子ちゃんです...... [続きを読む]

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プロフィール

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