昨日は関空の近くでお仕事を終えた後、宝塚へ。
大好きな朝美絢さん初主演のPUCK新人公演。
月組ファン&95期ファンの私には、
天国より上の妖精の世界(PUCKは妖精のお話)に
トリップしたような幸せ。


23列の上手通路席で、
本役の上級生さんたちが近くを通られるお席。
真咲さん、ながさん、みやちゃん、としちゃん、ちゃぴちゃん…
好きなスターさんが次々通られて、テンションが上がる。
あーさくんの少し声が高めの開演アナウンスで幕が開く。
かわいらしいお話が月組若手にぴったりで、
歌もお芝居も新人公演とは思えないほど完成度が高い。
あーさくんのかっこよさは書くまでもなく(書くけど)、
躍動感たっぷりにキレのいいダンスとかわいい笑顔で
舞台いっぱいに駆け回る。
歌もうまくなっていて、
一生懸命さが初々しさと重なって、新鮮なかわいらしさ。
トップマイクのせいか、ブレスが全部入ってしまうのも、
ほほえましく思えてしまう。
いたずらも全開で、
先輩のヘレンへのつっこみは控えめだったけど、
ラリーの指揮にはそこまでする?というくらい邪魔する。
妖精さんたちがローラースケートをはかせるのに
手間取っても、余裕で「まだです!」と笑いをとるし、
銀橋をソロで渡る姿は堂に入っていて、感動もの。
アドリブがちょっとシャイだったので、
もっとはじけられたら、さらに大物かも(^^)。
ハーミアのうみちゃんは、歌もお芝居も本当にうまい。
これ以上月娘さんが流出してほしくないけれど、
今すぐどこかのトップ娘役さんになれそうな気がする。
他にも役者さん揃いで、研7さんのレベルがすごい。
わかばちゃんのはじけっぷりに度肝を抜いた。
美貌だからこそできる突き抜けたお芝居で、爆笑を誘う。
月組さんは「女役」ができる娘役さんが少ないので、
これからもっと活躍してほしいな。
たまきちくんは、まだ新人?と目を疑うほどの貫録で、
本役のながさんにひけをとらない安定感で、
お芝居をぐっと引き締めていた。
私が好きな95期さんもすばらしくて、
タイテーニアのはーちゃんの歌はやっぱりうまい。
久しぶりにたっぷり聴けてうれしい。
ダニーに至っては、まゆぽんのためにあるような役。
背が高くて、クールな悪役の表情も映えて、
地下室の歌の場面はセンターが似合っていたし、
ハーミアを失ってうちひしがれる姿も哀愁が漂う。
次の海外ミュージカルの新公、主役してほしいな~
さらに下級生さんたちも活き活きはじけていて、
ありちゃんが、ボビーが似合って楽しそう。
PUCKとのアドリブでは、1人舞台に残って、
「俺も得意なんだ」と自慢のダンスを披露される。
TV司会者の男役さんのコミカルな演技がかわいくて、
誰だろう?と配役を見たら、佳城葵くん。
The Kingdomで、キュートなホームズを演じてた人。
今日は家庭教師の先生も演じていたと知って、
期待のコメディ役者さんだわと、注目度アップ。
挨拶のたまきちくんの落ち着きっぷりは
新公の長らしく、兄というよりお父さんぽくて
涙をこらえているあーさくんは素に戻った少年で、
最後の最後まで目が離せない2時間でした~
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