プロの強さと優しさ
プロフェッショナル
仕事の流儀の
訪問管理栄養士
中村育子さんの回の
動画を見て、
http://www.nhk.or.jp/professional/2014/1006/index.html
どこまでも患者さん本位で、
プロの知恵を絞って願いを叶えようとされるお姿に
感銘を受けた。
食事制限を強いる「招かれざる者」だからと、
努めてあたたかい笑顔で、
「お刺身食べたいね~」
「お友達が来ておやつを食べるのが楽しみなのね~」と
患者さんの好みや喜びを聞きだして、
時には大胆な提案で、叶える方法を考える。
中村さんが、
「1食はお野菜だけでたんぱく質ゼロにしたら、
1食はお刺身3~4切れ食べられるよ。」
「食べてもいいおやつリスト、作ってきましたよ。」
と提案されると、
「食べていいの?うれしい!」と、患者さんが笑顔になる。
そして、「これくらいならがんばれるよ。」「できるよ。」と
抵抗していた食事制限も受け入れて、
患者さんが自ら努力して実行される。
私もコーチやコンサルタントとして、
相手に合わせて工夫するのが好きだからこそ、
ここまで極められている中村さんの姿にはっとさせられる。
安易に常識や定石、過去の経験を流用していないか、
たくさん学んで知識や経験を蓄積してきたからこそ、
今だからチャレンジできることがあるのでは?と
雲の上くらい高いところから、
優雅に強烈に、檄を飛ばしていただいたような気がする。
どんなに厳しい状況でも周りに優しくできる、
中村さんのプロフェッショナル像が深く刺さった。
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