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2014.10.06

100年組織の宝塚からビジネスを学ぶ

Nikkei日経ビジネスオンラインで、
宝塚ファンの私には
うれしい連載が始まった。

演出家の小柳奈穂子先生への
インタビューで、

 「ビジネス」と宝塚の遠そうで近い関係


小柳先生のことばの、

 「アクシデントが常にリアルタイムで起こるので、
  現場主義が浸透してますし、
  本番ではそこに観客の目というものが加わりますので、
  現場主義はさらに徹底されていく」
というところが興味深い。

体育会系以上に上下関係がはっきりした組織で、
上の方からの指示は、意味がわからなくても、
無理難題を振られる「かぐや姫」の求婚者のように
「はい、わかりました。」と、とにかく動く。


現場主義。
シンプルなことばだけど、奥深い。

スタッフもスターさんも、舞台に関わる全員が
お客さまに楽しんでいただくという大きな目的のもとでは、
「今、何ができるのか」だけを瞬時に判断して動く、
統率のとれた美しいシステムになる。

これを表面だけ真似して、気まぐれに乱暴に指示しても、
理不尽に感じられて、人心は離れてしまう。


コーチングやシステムコーチング(ORSC)を学ぶお友達と
一緒に観劇したあとは、
舞台の隅々まで思い出して、組織論、チーム論を語り合う。
我ながらマニアックだなぁとは思うけれど、
やはり、100年続く宝塚から学ぶことは多い。

連載らしいので、続きが楽しみ。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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