不用意な発言から教訓へ
先日、あるセミナーの終わりごろ、
次回の連続講座の講師の方が
前に立たれて、
講座の宣伝をされた。
耳に飛び込んできたことばに
あまりにも激しいショックを受けた。
ある団体の実名を挙げて、
「私も以前、○○主催の講座に出たことがありますが、
あとは自分でやってくださいとほったらかされました。」
と、名指しで批判された。
私はその団体にとてもお世話になっていて、
関連講座の講師も務めているし、
事務局のみなさまが、どこよりも熱心で面倒見がよく、
少なくとも私が知っているこの10年くらいは、
絶対にそんなはずはないと自信をもって断言できる。
マイクを持って名指しで批判されるからには、
その方が嫌な思いをされたのは事実かもしれないし、
ご本人は、昔話のつもりかもしれない。
でも、だからといって、現状を確認もしないまま、
実名を挙げて他者を批判することは、
人の前に立って一方的に話す立場の人がとっては
いけない行動だと、身をもって実感した。
関係者は大きく傷つくし、
聞く人は、一字一句注意深く聴きとるわけではないので、
最近のことだと誤解を招いてしまう。
終了後に、直接、冷静に意見としてお伝えしたかったけど、
すぐに退室されてお話しできなかったので、
講師業を営む一人として、
その場の流れで不用意な発言をしないように、
今後の教訓に変えようと思う。
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