居心地の悪いところに行くのがダイバーシティ
「居心地の悪いところに
行くのがダイバーシティ」
日経ビジネスで読んで、
名言だなぁと記憶していて、
先日、ある方と話したときに
ご紹介したものの、
どなたのことばだったのか
思い出せなかった。
説得力がなくなるので、
引用するなら、
ちゃんと覚えておかなきゃ。
というわけで、出典は、日経ビジネス2014.09.29号の
日本IBM会長 橋本孝之さんのことば。
「ダイバーシティを導入すれば、スピードは落ちます。
しかし、違った考え方や多様性を持つことで、
新しい価値を想像することが肝心なのです。」
コーチングでも、感情を見つめるときは、
居心地の悪い感覚を味わえる空間を創る。
学びの場でも、頭ではすっきり整理できなくて、
居心地の悪い感覚にいらいらするときのほうが
後から大きな気づきが得られることが多い。
その場では、涼しい顔で大人な対応をするとしても、
意見に反論されたり、批評や批判をされたり、
好きなものやことを否定されたり、
嫌いなものやことを絶賛されたりすると、
正直、心の中はざわざわする。
それは決して間違いやネガティブな感情なのではなくて、
それはそれで素直な反応として受け止めて、
そう感じる自分の観察に入るきっかけにする。
深い学びの宝庫だとわかっていても、
やっぱり時々逃げたくなるので、
大きな会社で苦労されてきた経営者のことばが刺さる。
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