もっと男性「喝」用の記事に、組織支援の必要性を思う
「もっと男性「喝」用」
「男があまりに不甲斐ない」
身も蓋もない見出しに
日経ビジネス15.01.12号を
めくる手が止まる。
日経ビジネスの読者は
男性の方が多そうだけど、
この記事をどのように読まれるのだろう。
そうそう、最近の若い男性は・・・と共感されるのかな。
記事に取り上げられた情けない事例が、
どれくらい一般的なのかわからないけれど、
入社して8ヶ月~10ヶ月後くらいのフォローアップ研修を
担当してみると、
確かに、女性の方が積極的に、
こちらからの問いかけに発言したり、自分から質問したり、
グループ演習をリードしたり、男性に役割を指示したりして、
活躍されるところが多い。
積極的でしっかりされている男性も、
大きく成長された男性も大勢いらっしゃるので、
単純に男女差では論じられないと思うけれど、
全体的には、この記事のように、おとなしい印象を受ける。
記事によると、
採用時は、優秀な順に採ると女性ばかりになるので
男性にゲタをはかせているという。
それが7-8年たつと、リーダー候補や管理職候補として、
女性にゲタをはかせようとする動きは何なのだろう?
女性対象の研修に力を入れるだけでなく、
男性が、女性が、と論じる前に、
職場として、人が育つ組織になっているのか、
組織全体へのサポートが求められているのでは?と思う。
組織を対象としたシステムコーチング
(ORSC:Organization & Relationship Systems Coaching)は、
概念を理解していただくのが難しいけれど、
効果も必要性も高いなぁと、ますます確信が高まる。
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