月組「バンディート」初日を堪能する
宝塚月組バウホール公演
「Bandito -義賊
サルヴァトーレ・ジュリアーノ」を
観る。
初日に観劇するのは初めて。
小さい劇場は、
大劇場ではセリフやソロが少ない若手の方が
活き活きと活躍されるのがうれしい。
主演の珠城りょうさんは、
昨秋のPUCK新人公演でも、
今すぐ組長さんができるかも思ったけれど、
今回も、まだ研7さんとは思えないベテランの風格で、
歌もお芝居も安心してみていられる。
いずれトップさんになられる方だと思うけれど、
王子さま系ではなく、おじさま系が似合う方なので、
もう少し年齢を重ねてから上がられて、
大人な作品を演じてほしいなぁと思う。
ヒロインのわかばちゃんは、
顔しか出ない修道女スタイルが美しく似合っていて、
お芝居もダンスも押し出しの強い華麗なヒロイン。
フィナーレの同期コンビのダンスは、
リフトぐるんぐるん&キスシーンの華やかなデュエット。
大好きなあーさくん(朝美絢さん)は、
ヒゲをつけた悪役で、やんちゃぶりが似合う目立つお役。
客席から登場の場面があって、
前方上手通路近くの席で観ていたので、
すぐ真横に長くいらっしゃって、テンションがあがる(^o^)
オープニングとフィナーレのダンスもかっこいい。
としちゃん(宇月颯さん)は冒頭は出番が少ないけど、
登場されたら、無表情で立っているだけで存在感があり、
低音のセリフが渋い。
にこにことはじけるように踊るイメージが強い方だったので、
こんな無口で無表情なお役が似合うのが新鮮。
フィナーレは、メインで踊りまくっていて、うれしい。
まゆぽん(輝月ゆうまさん)は、
1人のセリフが多くて、2番手?と思うくらいの大活躍。
長身がお役に似合っていて、ソロパートもかっこいい。
たまきちくんとの相性もいい。
初日の挨拶は、
たまきちくんは、やっぱり組長さんより落ち着いていて、
さすがだなぁと思っていたら、
スタンディングで3回めの幕が上がったら、
「3回めは考えてませんでした。。。」と照れた雰囲気は
かわいらしい女の子。
グタグタになって慌てたところで、
後ろでどっしり立たれていた専科の一樹千尋さんが
体を揺すって笑われたのが、ツボ。
月組の大好きな若手が活躍されて、
月組で久しぶりにスーツものの大人っぽい作品で、
やばい。。。リピートしたくなる。
月組若手男子、本公演でももっと活躍してほしい。
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