5年ぶりの会話で初心を思い出す
コーチングの元クライアントさんから
約5年ぶりにご連絡をいただいた。
2004年に私がコーチングの資格の
CPCC(Certified Professional
Co-Active Coach)を取得した直後から
6年間くらい受けてくださっていた方。
それ以来、連絡をとっていなかったのに、
懐かしい声に耳を澄ませているうちに、
彼のキーワード、価値観、エピソードが次々とよみがえる。
記憶は消えてしまうのではなく
深いところに眠っているだけということを実感する。
長い沈黙。
そうそう、これも、懐かしい。
このクライアントさんは、
自分の内側に答えを探しにいくときは、
「うーん」とか「そうですね。。。」などの音声はなく、
いきなり、すーっと気配が消えて、
回線が切れたような無音状態が、2分も、3分も続く。
確か、最高記録は5分を超えた(^^)
コーチとして駆け出しだった私は、
2~3分たつと、つい不安になって、
「今、何を考えてますか?」などと声をかけてしまって、
「もうちょっと待って。」と台無しにしたこともある。
長い沈黙の後の大きな気づきを聴くたびに、
コーチがじっと待つことのパワフルさを学んだ。
5年ぶりに話して、
元クライアントさんも、大切な初心を思い出せたし、
私も、コーチとして12年以上、今なお、
クライアントさんたちに成長させていただいていることを
思い出させていただいた。
改めて、これまで毎回毎回必死で向き合ってきた
クライアントさんたちお1人お1人が愛おしい。
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