次の次の次を考える
日経ビジネス
3月16日号で
トヨタの体制変更の
記事の中で、
豊田章男社長の
「次の次の次の社長に
会社をどういう状態で
渡せるかを常に
考えている」ということばが紹介されている。
外国人、女性、工場出身者を抜擢した人事は、
単なるダイバーシティや国の政策に合わせたものでなく、
次の次の次の体制を見据えた人事らしい。
何手も先を読むことが大切だとわかっていても、
常に意識し続けることも、実行することも難しい。
豊田章男社長は、インタビューや記者会見などで、
肝が据わった男気のある社長さんという印象を持っていて、
さすが、見ているところが違うのだろうなぁと感じた。
私のコーチングのクライアントさんで、
ある企業の研究畑のトップの方も、
20年後、30年後、50年後の未来予測の資料があって、
そこから技術戦略を考えるとお聞きしたことがある。
私は、次の次の次どころか、
次の手を考えることさえおぼつかなくて、
目の前の大きな案件や複数の案件が一段落したときに、
慌てることがよくある。
大企業や組織のトップの方には及ばなくても、
次の次くらいに思いを巡らせたり、
次の手くらいは実行しなくてはと、心に刻む。
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