韓国語でありがとう
曾祖母の命日。
お詣りに行くために
電車に乗ろうと
急いでいたら、
呼び止められて
乗り場を聞かれる。
よく道を聞かれやすいのは自覚しているけれど、
大きなマスクをして、両耳にイヤホンを入れて、
しかも走っていたのに、
周りには他にも大勢の人がいるのに、
それでもわざわざ呼び止められるのはなぜでしょう。
1番線と2番線のどちらのホームに行けばいいのか、
説明しようとして、彼女の手元の地図を見ると、
ハングル!
片言の日本語がわかる方だったので、
ほっとして、地図を指さしながら、ゆっくり説明すると、
なんとか通じたみたい。
知らない土地に行くと、
降りる駅がわかっていても、
「○○行き」の終点の駅名だけでは、
目的の駅を通る路線なのかわからないことがあるので、
方向音痴の私には彼女の不安はとってもよくわかる。
去り際に、ほっとした表情で、彼女がとっさに発したのは、
母国語での「ありがとう」
たぶん、「カムサハムニダ」?(←ネットで調べた)
道を聞かれやすいのは、
ぼーっとした顔立ちで安心感があるからかもしれないけど、
私と生まれ変わるようにして亡くなったという曾祖母は
よく人の面倒をみていたそうなので、
曾祖母の徳なのかもしれない、と思う。
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