渡辺謙さんの挑戦をTVで見る
実家で過ごす夜、
「プロフェッショナル、
渡辺謙さんよ。」と
母に呼ばれ、
ソファに並んで
TVを見る。
http://www.nhk.or.jp/professional/2015/0525/index.html
自宅にTVがない私にとって、
帰省したタイミングで放送されるなんて、うれしい。
ブロードウェイミュージカル「王様と私」に主演され、
トニー賞にもノミネートされたというニュースもあったので、
世界で活躍される渡辺謙さんだから、
器用に天才的に役をものにされていくのかと思ったら、
英語のセリフが1つ1つ客席にはっきりと聞こえるように、
母音1つの発声で観客に感情が伝わるように、
王様の威厳と感情の変化がわかるように、
ものすごいレッスンとトレーニングの場面が続く。
俳優さんもスタッフさんも、
ここまでして1つの場面を創り上げていかれるのかと
舞台好きな私は、ますます舞台の魅力のとりこになる。
私が渡辺謙さんを知ったのは、
映画館で観た「ラストサムライ」で、
そのあとは、「明日の記憶」と「硫黄島からの手紙」を
DVDで観たくらいで、
2度の闘病や舞台への挑戦のことは何も知らなかった。
何歳になっても、新しいことは始められるとはいえ、
55歳で、積み上げてこられた名声や実績を捨ててでも、
これだけ大きな挑戦ができるものなのかと圧倒される。
特に渡辺謙さんファンではなかったけれど、
この人の舞台をぜひ見てみたいと思った。
英語がわからなくても、
ストーリーの流れがつかめなくても、
この舞台なら、笑って、泣けるかもしれない。
« 大阪でシステムコーチング基礎コース開催 | トップページ | 6月スケジュール »
コメント