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2015.07.02

仕事との健全な距離

Nikkei日経ビジネス2015.6.29号の
三井物産顧問、槍田松瑩さんの
おことば。
「若い人が個性を発揮できないのは、
 経営の責任です。」


「効率を少々犠牲にしても、
 面白い人材を育成しようと
 もっと努力すべきです。
 社員に個性がないことを嘆く前に、
 まずは、会社がリスクを取って、
 社員を信じて、任せる」

というところまでは、
よく言われることでもあり、納得する方も多いと思うけれど、
社員側へのメッセージがユニークだと思う。

「仕事に燃え上がることも大切ですが、
 前のめりになりすぎては、
 個性的で面白い人材にはなれません。」と
仕事と健全な距離感を保つことを求める。


仕事と距離をとれ、と言える経営者は
どれくらいいらっしゃるのだろう。

長い目で人材育成を考える大切さはわかっていても、
つい、目の前の業績に意識が向いて、
もっと会社のために働いて、と言いたくなると思うので、
こんなふうに言い切れる懐の深さに感銘を受ける。


視野を広げ、自分を磨くことができる健全な距離は、
どれくらいなのだろう。

私は春先は体調不良で距離が広がってしまったのは
意図せざる結果だったので、
7月はどっぷり仕事に浸かり、
8月はアウトプット力を磨くためのインプットに使う予定。

「健全か?」という問いをもって、
意図して調整していけたらいいな。
個人事業主として、重要なマネジメントなのだと思う。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

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    パートナーとして、
    人材育成、
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    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
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    全力で支援します。

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    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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