採用のイノベーションを学ぶ
昨日は久しぶりに、
神戸大学へ学びに行く。
RIAM(現代経営学研究所)の
ワークショップ
「採用のフロンティア:
採用のイノベーションは
何をもたらしたか」で、
最新の採用学の理論や、
企業の人事の方から新たな取り組みのお話をうかがう。
冒頭から、
採用面接の評価と入社後の活躍に相関がない、などの
研究データが示され、
何を採用基準とするのか、何を見るのか、
大きな問いがつきつけられる。
三幸製菓の人事の方からは、
取り組み中の新しい選考方法が惜しみなく紹介され、
経緯や試行錯誤した点、課題まで生々しく語られる。
合理的に深く考え抜き、柔軟かつ綿密に設計されていて、
聞けば聞くほど、背景が浮かび上がる。
経営者は、最終選考で、フィット感で決めてよい。
人事は、その前段階までに能力を見極めておくために、
熱をかけるな、もらうな、ということばが、強く響いた。
どこまでもロジックで考え抜き、
科学的で合理的な手法を駆使することで、
会社も学生もお互いの納得感が高まって、
最後は情でつながり、内定辞退も離職も起こりにくい。
仕掛けること、企てること好きな私はわくわくする世界。
やっぱり、人事、採用はおもしろい。
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