花組で大ファンのお2人を追う
先日、宝塚花組「新源氏物語」を観に行った。
幕が上がる前から、ロビーのお写真とパンフレットの
カレーちゃん(柚香光さん)にノックアウトされる。
新源氏物語は、
カレーちゃんが六条御息所と柏木の2役、
あきらさん(瀬戸かずやさん)が頭中将という
垂涎ものの配役。
カレーちゃんの六条御息所は、高めの女声で、
美しくてプライドの高い女性らしい所作がお見事。
生霊の場面は、美しすぎてみとれてしまうので、
むしろとりつかれたくなってしまう(^^ゞ
柏木になったとたんに、
活き活きとした若者を身軽に演じられる。
あきらさんは、オープニングから色香があふれ、
2番手としか思えない存在感で、
女性にもてる粋な役がとってもお似合い。
藤、桜、紅葉と季節感あふれる幻想的なセットで、
娘役さんの出番が多くて衣装も舞も華やかで、
動く美術展を見ているように目の保養になる。
ショーのMelodiaは、
色鮮やかな衣装の大勢口の場面や、
中堅や下級生の見せ場も多くて、やはり華やか。
ジャズの場面では、
カレーちゃんが少し悪っぽい雰囲気で
ポーズや表情を変え続けながら踊るので、
オペラを下げるタイミングが見つからない。
ずっとカレーちゃんビューで追いかけてしまう。
スペインの黄金の場面では、
あきらさんがキラキラ衣装で王を演じ、
明日海さん、花乃さんとの3人のシーンでも、
あきらさんがトップに見えてしまいそうなオーラに
釘づけになる。
見どころが多いショーで、フィナーレが始まったとき、
あれ、さっき始まったところなのに?と思ってしまう。
ロケットは、なんと、大階段を使う。
KAZUMI-BOY先生の振付には、いつも何か驚かされる。
カレーちゃんとあきらさんばかり追ってしまうので、
ふだんは、舞台の隅っこをオペラで見ては、
キラキラした下級生さんを見つけるのが好きなのに、
花組だけは、他の生徒さんを覚えられない(^^ゞ
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