中小企業診断士とシステムコーチング
関西のシステムコーチング
(ORSC:Organization &
Relationship Systems
Coaching)仲間の
第2回めの勉強会。
3人組のロールプレイでは、
中小企業診断士が3名という
珍しい組み合わせになり、
演習では夫婦や親子の役を演じながらも、
振り返りや感想の時間には、
中小企業支援の現場でどう活用するかの話題になる。
私が実際にご相談にのるときに実感しているのは、
ご夫婦や親子で経営に携わっている企業さまでは、
事業のシステムと、家族のシステムが交差して、
問題が見えにくくなっているケースが多いこと。
経営のお悩みをお聞きしている最中に、
双方の言い分の差が浮き彫りになってくると、
目の前で夫婦げんかが始まったり、
60~70代の親御さんが30~40代の子どもさんに
説教が始まったり、
というようなことはよく起こる。
昔は私は慌ててなだめようとしていたけれど、
コーチングやシステムコーチングを学んでからは、
言いたいことの背後にある感情を聴きとったり、
共通する願いを探ったりして、
「こんなふうに聞こえてきましたが」と
比較的冷静にフィードバックすることが増えてきた。
そうすると、自然に解決の方向に向かうことが多い。
ORSCでは「システムが立ち上る」などと言います。
100%うまくいくわけでありませんが。。。
企業支援するときには、企業の大小を問わず、
システムコーチングを知っているととても助かる。
中小企業診断士のお仲間や、
商工会議所や商工会で相談にのられる職員さんたちに
システムを観ることの効果やポイントなどを、
コンパクトにうまく伝えられたらいいのになぁ。
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