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2015.12.05

ODの勉強会で学んだ翻訳のジレンマ

Konan先日、久しぶりに
OD(組織開発)の勉強会に
参加する。

アメリカで開催された
世界大会の写真を
見せていただきながら、
参加された方の報告を聴く。

甲南大学の西川教授が、
「背景や文脈が異なる日本で、
 キャリアアンカーがこんなに流行るとは思わなかった」と
ODの大家のエドガー・シャイン先生の発言を披露され、
一同、深く考えさせられる。

西川先生によると、
キャリアアンカーは、
エドガー・シャイン先生の意図とは異なる形で紹介され、
翻訳者の意図が大きく含まれているという。

これは誤訳という意味ではなく、
翻訳という作業には、
日本人が理解しやすくするためには、
背景が変わったり注釈が加わったりしてしまうものらしい。

実際、原文に忠実に訳したODの翻訳書は、
とっても読みにくく、理解しにくいものになっている。


海外のお料理を、
日本人の口に合うようにアレンジするのと同じようなもの
なのかなと思いながら、お話を聴く。

翻訳者のアレンジがあるから、私にも読める。
けれど、同時に、
原作とは別物であることを理解して読み進める必要がある。


さらに、これは外国語に限った話ではなく、
日本人どうしでも、
自分の発言を他の方が別の表現に言い換えた瞬間、
違和感を感じてしまうことが多いのを思い出し、
コミュニケーションの奥深さに思いを馳せる。


この勉強会に参加するたびに、
西川先生のことばから、
後から何度でも反芻できる学びをいただける。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

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    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
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    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
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    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
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    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
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