龍真咲さん「Voice」で時代を振り返る
宝塚月組の
龍真咲さんコンサート
「Voice」に行く。
真咲さんの退団が
発表された後なので、
さよならコンサートを
先取りした気分。
パンフも写真集みたい。
第1部は、
真咲さん主演作品の名曲たちが
1つのミュージカル作品のように構成されて、
真咲さんの歌をたっぷり堪能できる。
トップさんになられてからの月組公演は、
全部1~2回(+新人公演も)を見てきたので、
当時の場面がありありと思いだされて、泣けてくる。
小柳先生の構成、すばらしい。
下級生も1人1人、短いソロで歌い継いだり、
目立つポジションで踊ったり、それぞれに見せ場がある。
大好きなあーさくん(朝美絢さん)が2番め的な大活躍で、
紫門ゆりやさん、もっくんのかっこよすぎるデュエダンも
たっぷり見せてもらえる。
海ちゃん(海乃美月さん)が久しぶりに芝居、歌、ダンスの
3拍子揃った大活躍で輝く。
第2部はエンターテイメントな構成で、
真咲さんの大阪ノリ、若手月組のパワー全開。
1人1人の特技を個性たっぷりに紹介され、
スクリーンにもアップで顔とお名前が表示されて、
スポットが当たる。
真咲さんはふざけながら、ステージ上で早変わりして、
前奏が始まる瞬間に雰囲気をガラッと変えて、
かっこよく歌い上げる。
真咲さんの栄光をたたえながら、
若手スターが弾けて、世代交代も印象づける。
小柳先生の演出、ステキすぎる。
真咲さんの退団、さびしくてしかたなかったけれど、
このコンサートで気持ちに区切りをつけられたかも。
カーテンコールのご挨拶では、
昨日発生した熊本大地震に触れて、
「私たちに今すぐできることはないかもしれないけれど、
九州にパワーを送りましょう。」と
力強く鼓舞され、温かい気持ちで劇場をあとにした。
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