経営者さんのお話で感じた地域紙の意義
中小企業診断士の受験生時代からの仲間との集まりでは、
訪れた地域の診断士さんや経営者さんのお話を聴くのが
楽しみの1つ。
中小企業診断士の奥村さんから経済状況をうかがい、
和歌山の地域紙「わかやま新報」を発行されている
津村周社長のお話を聴く。
わかやま新報 http://www.wakayamashimpo.co.jp/
全国紙には載らない地元の「人」に焦点を当てて、
地域のイベントや活動、会社の商品やサービスなどを
大きく詳しく掲載されている。
ことばの端々から「和歌山LOVE」があふれ、
和歌山のよさを知ってほしい、
和歌山をパラダイスにしたいと熱く語られる。
果物も農産物や水産物も豊富で、
自然や広大な土地、太陽の恵みも豊かなところ。
大学も上場企業も少なく、
進学や就職で県外流出率が高いのは覆せなくても、
子育て世代や、高齢者が移住してくる県として、
活路を開くことはできるはず。
お話を聴きながらそんなことを考えるのも楽しい。
会社の成り立ちを説明される中で、
「日高新報」について触れられた瞬間、
あ、知ってる!と、
知り合いの経営者さんが掲載されたことを思い出す。
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なるほど、地域紙で大きく掲載されることで、
地元の方には詳しく知ってもらうことができ、
全国の取引先や金融機関にも信用されやすくなり、
地域紙の果たす役割の大きさを、
身近な事例のおかげで具体的に実感できた。
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