花組「ME AND MY GIRL」を見上げる
1月以来の宝塚大劇場は、
何度も再演されている
「ME AND MY GIRL」。
お友達のおかげで
前から2列めの神席は
銀橋が目の前で、
何かが落っこちてきそうな
臨場感を楽しむ。
おめあては、
大好きなカレーちゃん(柚香光さん)のパーチェスターと
あきらさん(瀬戸かずやさん)のジョン卿。
パーチェスターは上級生さんが演じることが多いお役で、
カレーちゃんは研8の若さを活かして、軽やかに跳ね回る。
ランベスウォークは、早く踊りたそうな感じが伝わってきて、
客席降りで弾ける。
あきらさんのジョン卿は渋くてダンディで、
ビルとサリーの恋を応援するすてきなおじさま。
安定感で舞台が引き締まる。
ゆきちゃん(仙名彩世さん)のマリアは若くて美しくて、
初めて、マリアおばさんに感情移入してしまう。
家系を必死で守ろうとして悪戦苦闘する創業家や
上司側の人材育成の苦悩・・・と
ビジネスモードで語ると長くなるので、また別途改めて。
で、ゆきちゃんの図書館での熱唱はさすが!と
感動の舞台に話題を戻して。。。(^^)
フィナーレは、銀橋を渡るあきらさんがかっこよすぎて、
2列めから見上げる幸せをたっぷり味わう。
ゆきちゃんとのデュエットも美しい。
カレーちゃんは、ダンサーの本領発揮でキレキレに踊り、
悪~い表情でバシバシ客席を釣る。
最後の最後まで、いっぱい笑って、幸せになる演目。
最後のツボは、オケの指揮者さん。
幕が下りても演奏が続くのを聴いていると、
最後に、くるくる手を回して上流階級のご挨拶をされて、
くすっと笑えた。
振り返り(?)は
クリームたっぷりの
スイーツで。
花組はつい、
カレーちゃんとあきらさんを
追ってしまうので、
あまり下級生さんのお顔と
お名前が一致しなくて、
あの場面の○○は誰?とプログラムをめくる。
「ガス灯は?」と観劇歴の長い友人の目に留まったのは、
新公主演の綺城ひか理さん。
さすが、目のつけどころが。
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