ORSCで4毒素のパワーを実感する
関西でシステムコーチング(ORSC
:Organization & Relationship Systems
Coaching)を学んだ仲間たちとの勉強会
「なにわ道場」で、
ジョン・M・ゴッドマン博士の
「関係性の4毒素」を組織で扱うために、
コーチ、クライアントに分かれて体験した。
お顔がわからない大きさで、
雰囲気がわかる写真をお借りしました。
ジョン・ゴッドマン博士の「関係性の4毒素」は、
・批判(Criticism)
・防御(Defensiveness)
・侮辱(Contempt)
・無視/逃避(Stonewalling) で、
システムコーチング(ORSC)では、
夫婦や家族、組織やチームの
関係性の質を高めたいときに
よく使うツールの1つで、
決して、個人攻撃するのではなく、
「システム」の中に
どんな毒素が表れているかを紐解き、
よりよくするための「解毒」のヒントを
見つけていく。
今日の「なにわ道場」のシステムでは、
「批判」を選んだ人が誰もいなかったので、
選ばなかったのはなぜか、
どんな意味が隠れているのか、
クライアント全員が「批判」のところに集まり、
そこで感じることを声にしてみた。
すると、なんともパワフル。
この勉強会に対する願い、
個々のとらえ方の違いなどが
みるみるうちに、声として浮き彫りになり、
これから、
私たちは「道場」をどうしていきたいのか、
何のために参加しているのか、
前向きなエネルギーがあふれて止まらない。
批判ということばには前向きな印象はないのに、
そのエネルギーの強さがそのまま反転したような、
とても強くて清々しいパワーとして姿を見せた。
私がシステムコーチとして
企業さまで実際に使うときも、
この4毒素は、
クライアントさんたちに大きな影響があり、
以降のメンバーの関係性がガラッと変わる。
「毒」を扱うのは、抵抗を感じることもあるし、
システムコーチとして
場をホールドする覚悟も必要だけど、
その分、あらわれてくる知恵はとても大きい。
豊かな学びの場を体験して、
また現場でチャレンジしようと
大きく勇気づけられた。
« 瞳に映り込むポスター | トップページ | ビジネスプランコンテストで友人が受賞 »
コメント