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2016.08.02

「やさしさ」という技術

え?優しさって技術なの?と、タイトルにひかれて、
がん専門医のステファン・アインホルン著
「やさしさ」という技術 を手にとった。


 「やさしさ」という技術 ステファン・アインホルン著 飛鳥新社


帯のメッセージも
 やさしさは「資質」ではありません。
 誰もがマスターできる「技術」」です。
 そしてこの「技術」こそが、
 あなたの人生・仕事・人間関係に成功をもたらし、
 世界をよりよい場所に変えるのです。


内容は、倫理のジレンマの話から始まる。
友人を助けるために嘘をつくのは正しいか、など、
身近で具体的な例があげられる。
何年か前に
マイケル・サンデル教授の「白熱教室」で話題になった、
5人の命を救うために1人の命を犠牲にするか、という
貨物列車の問題もそう。


著者はお医者さまなので、がんを告知するかどうかなど、
命にかかわる問題が日々起こっているのだろう。

生死にまでかかわらなくても、
どう生きていくべきか、唯一の正解がない問題は、
身近にたくさん転がっている。
私が携わっている人材育成やコーチングの仕事でも、
誰を選ぶべきか、何を伝えるべきか、葛藤の連続。


著者によると、
 行動を起こさず立場を明確にしないことは、偽りのやさしさ。
 真のやさしさは、
 長い目で見れば相手に最善の利益をもたらすと思われる
 行いをすること


気持ちより行動が大事
と、ことばだけを読むとびっくりしたけれど、
「悪い考えを持つのはよくないが、
 実際に悪い行いをするほうがもっと悪い。」には納得する。

アメリカの詩人J・R・ローウェルのことばが引用されていた。
「世界の美しい感情をすべて集めても、
 ただひとつのやさしい行為にはかなわない」

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

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    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
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    コーチング、
    コンサルティング、
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