役割の力とハプニング
兵庫県の山の上にある研修施設で、ハプニングが続く。
朝、
会場に送られていると思っていた副教材を準備しようとして、
届いていないことが判明。
初めて担当するテーマの研修で、
お互いに細かい流れを把握できていなかったので、
1点1点の確認不足が招いたミス。
日ごろ、コミュニケーションの結果は相手の反応次第と
伝えている私は、自分の責任として引き受けるしかない。
プログラムの順番を入れ替えて乗り超える方法を考える。
午後、スマホがフィンフィン音を立て、
「鳥取で地震のようですね。」と言った瞬間、
びっくりするくらい大きく揺れる。
「鳥取が震源でこの揺れならは、相当大きいですね。」と
努めてゆっくり、落ち着いたトーンで話しつつ、
避難経路やドア、窓を目視しながら、おさまるのを待つ。
研修事務局の方が会社に戻られていて不在で、
何かあれば講師の私の判断で動くことになる・・・と思うと、
人一倍怖がりの私でも、役割の力を実感するとともに、
阪神淡路大震災の後遺症的なものが十数年続き、
乗り物や画像の揺れでも吐いていた私を
わずか数分の会話で嘘のように解消してくれた
セラピストの志村季世恵さんに、改めて感謝。
関連記事:「揺れない朝を迎える」(2011.05.22)
無事に初日を終えて、ゆっくり休める・・・わけはなく、
使いたい副教材を取りに、大阪まで往復する。
遅くにホテルに戻り、プログラムをどう差し替えるか
検討して、心臓が揺れ動いた長い1日を終える。
« 補正予算可決 | トップページ | ザ・チョコレートで満足感 »
コメント