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2016.12.08

今年の宝塚見納め

宝塚大劇場は
8月に今年の見納めしたつもりだったけど、
花組のお芝居が
上田久美子先生脚本と
KAZUMI-BOY先生振付なら、
ぜひ生で観ておきたくて、
「雪華抄」「金色の砂漠」に行く。

Hana

和物のショー「雪華抄」は、
あでやかにチョンパで始まる。
日本舞踊ばかりではなく、
男役さんの見せ場も多くて、
あきらさん(瀬戸かずやさん)は粋で男くさく、
ちなつさん(鳳月杏さん)は涼し気なまなざしで、
カレーちゃん(柚香光さん)は軽やかに跳ねる。

松本悠里先生の場面では、
音くり寿さんのカゲソロが、さすが美しすぎる。


お芝居の「金色の砂漠」は、
主要な男役さんたちが奴隷で、
王女さまたちに仕えるという珍しい役どころ。

みりおちゃんは、昔から
アンドレ、ティボルト、紫子の定嗣など、
まっすぐで苦悩する青年役がはまると思うけど、
今回は久しぶりにその本領発揮で、
少年のシーンもとってもかわいらしい。

かのちゃんも、強い女がぴったり似合う。

キキちゃん(芹香斗亜さん)は、
ミーマイのジョン卿では渋いおじさまだったのに、
今回は素直な奴隷で、弟で、冷静な語り部で、
幅の広い役者さん。
美しい表情と丁寧な歌が際立つ。

ちなつさんのワンマンな王様も堂に入って、
お芝居を引き締める。
和物には欠かせない役者さん。

ストーリーはさすが上田久美子先生、
感情を揺さぶられる場面が満載。
でも、泣かされそうな、ここぞ!という場面で
みりおちゃんが盛大に噛んで言い直したので、
現実に戻って、冷静に続きを鑑賞する。

トップさんも感情がこみあげたり、
出突っ張りだったり大変なんだろうなぁ。


フィナーレは短いけれど、
これで退団するかのちゃんのエトワールと
次期トップ娘役のゆきちゃんのロケットで
見せ場がしっかり作られていた。

見ごたえのある作品で
今年の観劇を締めくくることができて大満足。

年末までの大繁忙期を乗り切るエネルギーを
チャージできたかな。

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