今年の宝塚はじめ
今年の宝塚はじめは、7日15時の月組公演。
まずは、いつもチケットを手配してくれる友人と、
「イゾラベッラ オペレッタ ア タカラヅカ」でランチから、
大好きな月組さんの「グランドホテル」という
ぜいたくな1日を過ごす。
龍真咲さんが退団されたあと、
新トップさんの珠城りょうさんの大劇場お披露目公演。
といっても、昨年既に、
「激情」「アーサー王伝説」でコンビを組まれているので、
ベテランの風格がある。
関連記事:「月組「激情&Apasionado!! III」最高!」(2016.03.20)
「新生月組「アーサー王伝説」を観る」(2016.11.05)
初演では主役だったオットーを演じる美弥るりかさんの
存在感がすごい。
病身を美しく演じながら、
チャールストンでは鮮やかすぎるダンスで目が離せない。
ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)はさすがのキャリアで、
ブロードウェイ女優のように、
たった1人の舞台でセクシーに歌い、踊り、魅せる。
実年齢はかなり若いのに、
プリマドンナとしての加齢を嘆くマダムに見えてしまう。
ラファエラのありちゃん(暁千星さん)は、
音域がかなり広いのに、全く外さず歌いきり、
意味ありげな不思議な存在感を放つ。
ジミーズの千海華蘭さん、夢奈瑠音さんが表情豊かで、
舞台の端にいるこのお2人が気になって、
センターを観たいのに、目が足りない。
早乙女わかばさんのフラムシェンも、
美しい娘役さんの本領とふりきった演技で魅せる。
電話交換手も、1人1人が個性が際立ち、
白雪さち花さん、はーちゃん(晴音アキさん)の美声が響く。
銀橋がほとんど使われていなかったのが不思議。
せっかくの大劇場の舞台なので、使ってほしかったなぁ。
ショーの「カルーセル輪舞曲」は華やかでお正月らしい。
白い回転木馬のセットにはちょっと笑ってしまったけど、
オープニングからたまきちくんは存在感があり、
歌い手、ダンサーそれぞれの名手が大活躍。
千海華蘭さんとはーちゃんの歌が美しく、
お2人の声がぴったり合っていて、聴きほれる。
白雪さち花さんとまゆぽんのカゲソロは絶品すぎて、
あともう少し聴いていたい!と思う。
としちゃん(宇月颯さん)のソロもかっこいい。
そして何より、KAZUMI-BOY先生振付の
黒燕尾がかっこよすぎる。
前方で娘役さんたちが白いドレスで美しく舞い、
大階段で男役さんたちがかっこよく踊る。
こんなかっこいい黒燕尾、見たことない。
エトワールに、
歌うまさんの麗泉里ちゃんが選ばれたのもうれしい。
ただ、専科さんがおいしい場面でいっぱい登場するのに、
音が外れまくっていたのが興ざめ。
月組は歌うまさんが多いのに、抜擢してほしかったな。
番外編としては、
客席に、大好きな真風涼帆さんのお姿が!
お席が結構近かったので、まじまじと見とれて幸せ。
お年玉的なサプライズプレゼント。
今年も宝塚、楽しみます。
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