二月花形歌舞伎
「二月花形歌舞伎」を
母と見に行く。
日替わりのご挨拶は
なんと、私が大好きな
中村壱太郎さん!
それだけですでに
テンションが上がる。
壱太郎さんは、観客をうまく笑わせながら、
すぐに始まる舞台のためにお歯黒をされている歯を
にっと笑って見せて、見どころを説明される。
そのお芝居「義経千本桜 渡海屋・大物浦の段」は、
壱太郎さんは長ゼリフも多く、感情表現も難しいお役を
さすがの実力で演じ切る。
でもね、ちょっと、太られたかも。。。
ファンとしては、お父さまよりおじいさまに似てほしい。
安徳帝の子役さんがちょこんと座る姿がかわいらしくて、
セリフはよく聞き取れないけれど、ほのぼの和む。
源義経の板東新悟さんが
武士というより帝のような気品があって、美しい。
こういう若侍系のほうが似合う気がする。
これまでも松竹座で何度か見た種之助さんは
今回の若手7人の中でも最年少の24歳なのに、
迫力のあるお芝居とコミカルな動きでベテランぽい。
後半の「三人形」でも、お囃子の裏打ちのリズム感や
お尻や背中で跳ねるような激しい動きのある奴で、
身体能力の高さに目を見張る。
お正月のような演目で、華やかな3時間を楽しむ。
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