5月花形歌舞伎でリフレッシュ
母と一緒に
5月花形歌舞伎を観る。
今回のお目当ては、
勘九郎さんの役替わり。
一昨年の「阿弖流為」で
勘九郎さんのパワフルさと
勘三郎さんゆずりの
おもしろさに惹かれた。
関連記事:「「阿弖流為」の世界を楽しむ」(2015.10.06)
「野崎村」は、
登場人物が誰も幸せにならない
救いようのないお話だけど、
七之助さんと児太郎さんが美しい。
ベテランの彌十郎さんが存在感たっぷりで、
舞台を引き締める。
「怪談乳房榎」は、
勘九郎さんから目が離せない。
三役を、並大抵の替わり方ではなく、
舞台上でお芝居を続けながら、
同時に登場しているかのように、
何度も何度も交代する。
お父様の勘三郎さんが乗り移ったように、
軽妙に跳ね回っては笑いを巻き起こし、
シリアスな場面では、客席を引き込む。
最後の、本当の水を使った場面では、
前方席にはビニールシートが配られ、
ファンサービスのように水をまき散らす。
若手役者さんたちには、
こんな元気な演目が似合う。
いっぱい笑ってリフレッシュできた。
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