スタッフの自主性を伸ばす取り組みを学ぶ
先月参加した経営者の勉強会で、
日常的に冗談や雑談も言える和やかな職場でも、
業務指示は一方方向の伝達になってしまい、
自分ごととして考えたり動いたりしてもらうのは
難しいという話題から、
スタッフの自主性を伸ばす取り組みについて
意見交換した。
うまくいっている組織に共通していたのは、
スタッフさんがしてくれたことに感謝を伝え、
フィードバックに時間をかけていること。
その中でも、
インターン生や新人スタッフにメンターをつけ、
毎日、気づいたことや質問を書いてもらい、
メンターや先輩が、
個人的な意見やアドバイスなどを必ず返して、
それを残しているというお話に興味をひかれた。
先輩方のお忙しさを思うと、
仕組みを作っても簡単にできることではないので、
経営者さんの覚悟と温かいリーダーシップが
あったのだろうなぁと思う。
新人さんと先輩が仲良くなり、
離職者がいなくなったという効果があるという。
デジタルの時代、コピペできるものではなく、
その都度、相手のことを考えて、
手で書くメッセージには自然に心がこもる。
過去のやり取りも、ページをめくると目に入り、
相手と自分の成長を確認できる。
この時期、部下や後輩の育成を担当する方向けの
トレーナー研修やメンター研修のご依頼が増え、
今週は、メンター研修が2社ある。
せっかく受けた研修を職場で活かせるように、
活用方法も提案してみよう。
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