戦略は戦いに行く前に立てるもの
数日前に、
元女子卓球監督の
講演を聴いた。
オリンピックの裏話や
選手のエピソードは
スポーツ音痴の私には
あまりわからないのが
残念だけど、
本来のテーマは、
「世界に通用する
人材の育て方」で、
男性外国人選手などの強い相手で練習したり、
世界のライバルの顔写真を壁に貼ったりした
という工夫を紹介されていた。
・さん付で呼ばせるけれど、友達ではない、
・ミーティングは練習時間内に行い、
個別に食事にはいかない
・人としての姿勢や行動は叱るけれど、
一生懸命やっている卓球の失敗は怒らない
など、
女性選手と男性監督の距離感については
企業の男性上司と女性部下の関係性にも
参考になる。
戦略と戦術の違いの説明が新鮮で印象に残った。
戦略は、戦いに行く前に立てるもの
戦術は、戦場に行ってから考えるもの
その場で1回で勝敗が決まるスポーツの世界でも、
出る前に勝負は8割決まっているというところが、
興味深く感じた。
ビジネスもスポーツも、
事前に状況を分析して徹底的に考え抜き、
現場で行動するときは、
予期せぬ展開にも動じることなく対応できるよう、
心のあり方を整えて望むことが大事。
自分にはご縁がなさそうな分野からも
深い学びが得られるのがおもしろい。
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