« 女性のための創業塾でお金について考える | トップページ | 初めて筮竹を扱う »

2017.07.18

宝塚版「阿弖流為」に圧倒される

宝塚星組の「阿弖流為」を観る。

Aterui

2年前に歌舞伎版を観ているので、
  関連記事:「「阿弖流為」の世界を楽しむ」(2015.10.06)

歴史が苦手な私でも
時代背景や人物がわかりやすい。
私にとって宝塚は、
組織論と人材育成論と歴史を学ぶところ。


主演の礼真琴さんは、
私が初めて星組を観たときに、
「あの子役、誰? 歌、すごい!」と
連れて行ってもらった友人に聞いた方で、
  関連記事:「ナポレオンで幸せ満喫」(2014.01.11)

わずか数年のうちに、
女の子らしさも子どもっぽさもみるみる薄れ、
精悍な男役さんになっていく。

阿弖流為では、
切れ味鋭い立ち回りも、歌も、お芝居も
全てがかっこよくて、ひきつけられる。

通路席に近かったので、
真横で少し立ち止まってお芝居されたのを、
まぶしいスポットライトを感じながら見上げる。


母と一緒に宝塚を観るのは3回めなのに、
なぜか毎回星組で、3年ぶりに観たときも、
「前のときの、靴磨きの男の子?」と覚えていて、
すっかり礼真琴さんファンになっている。
  関連記事:「熱い星組ステージ」(2014.07.25)
         「宝塚大劇場を堪能する」(2017.03.24)


脇役や若手ファンの私には、
琴ちゃんと同期のひろ香祐さんが
大きく跳ね回り、大活躍なのもうれしい。

娘役さんも立ち回りが多く、
ヒロインの有沙瞳さんも勇ましい役が似合い、
少年役の天彩峰里さんもかわいらしい。

戦いの場面は男役祭!の勢いで、
フィナーレの男役さんのダンスも大迫力。


小劇場公演は、
本公演ではお役がつかない若手の生徒さんが
のびのびと活躍されるのが魅力。
こうやって、若手スター候補さんたちが磨かれ、
次の公演では一回り大きく成長される。

機会や役割を与えて、人を育てる素敵なしくみ。


別世界に浸りきって外に出ると、
一瞬、どこの時代に来たのかと錯覚するくらい
どっぷりと阿弖流為の世界に浸った。

« 女性のための創業塾でお金について考える | トップページ | 初めて筮竹を扱う »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 宝塚版「阿弖流為」に圧倒される:

« 女性のための創業塾でお金について考える | トップページ | 初めて筮竹を扱う »

プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
無料ブログはココログ