トップスター退団公演で人事を考える
宝塚宙組
トップスター
朝夏まなとさんの
退団公演の
「神々の土地」
「クラシカルビジュー」
を観る。
まなとさんがトップに
なられてからは
全公演観てきたので、
とても名残惜しい。
長身で足が長くてダンサーのまなとさんは、
舞台にたった1人でスポットライトを浴びて
踊られるシーンが似合うショースター。
次期トップスターの真風涼帆さんとの
男役2人のシーンもかっこいい。
今のトップさんで、1人で空間を埋められ、
男役どうしが似合う方は、他にいない。
この公演では、劇団の人事を不思議に思う。
新人公演も本公演もヒロイン歴が多く、
トップ娘役が確実視された怜美うららさんも
今回で退団される。
トップ娘役は空席のままだけど、
実質はお芝居もショーもヒロイン扱いなので、
1作だけでも、就任できなかったのかなぁと思う。
歌唱力に課題が大きいけれど、
はっとするほどの美貌で、
大人っぽい作品や強い女性の役が似合う。
私はうららさんのファンではないけれど、
この扱いはもやもやする。
ファンの方は、気持ちが収まらないのでは?
人事は、きれいごとではすまないかもしれない。
企業の人事も同じ。
情に流されては目的は果たせないので、
リスクをとる必要はあるけれど、
もやもやを残したままでは、人はついてこない。
期待されていた方の梯子を外すとき、
若手の方を大抜擢するとき、
本人も周りも後味よく進めるためには
何ができるのだろう。
そんなことを考えながら、劇場を後にした。
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